蔵書を増やすと貯金できます

お金を貯めるには物を持たない
実際、金持ちは物が少ないから正しく思えます
しかし、間違えです。物が少ないから金持ちになったのではなく
金持ちだから物を少なく出来たわけです。
実は私もそれに騙されており、ミニマリストを目指しました
身の回りはスッキリしましたが、出費も増えました。
ミニマリストが物が少ないのは、いつでもお金の力で物事を召喚させられるからです。
そして、不要になったらまたお金の力で消し去ることが出来ます。
こんな真似を普通の人がしたら浪費するだけです。
では、おかねを貯めるにはどうしたら良いのか?
それは、ある程度自宅で楽しめる何かを持つことです。
その中で本をおすすめします。

第一章 自宅に本棚を設置する

今、自宅に本棚はありますか? なければ設置して下さい。
別に立派なものでなくても、棚があれば不要なものを処分するだけでも良いです。
多くの家は無駄なものが収納されています
その中で明らかなゴミを処分します。
空き箱、空き容器、梱包材、着ることが出来ない服です。
次に、重複している使う予定がないものの処分です
石鹸や洗剤などは使う予定があるので捨てないで下さい。
最後に、今後使うことを全く想像出来ない物を処分です
10年使っていない楽器、スポーツ用品などは確実に処分できます。

第二章 熟成された本を手に入れる

本棚に入れてはいけない本としては
今しか役に立たない内容の本です
今の情報として買うことは全く否定しませんが
本棚に蔵書として入れると言う意味だけで買うのは問題です。
将棋の本は今後も確実に続くと予想されます
一方で、急な流行のゲームに関しての本は今の攻略という意味では良い本ですが
今後の蔵書として繰り返して読むと言う本としてはオススメできません。
他には長期連載の漫画です。漫画を否定する気持ちは無いですが
スペースという意味では非常に効率が悪いです。
小説でも長いシリーズ物は大好きでもない限り止めて下さい。
本以外でも言えることですが、10年続いたものは今後10年は続くと言われています。
100年続いた物は100年後も生き続けます。
だから、古典と言われる本で、シリーズではない本も良いです。

第三章 蔵書で動かない旅

本棚の一段くらいが埋まれば、すべての内容を把握できない程度の内容が
集まったと考えます。
これは、旅行先の地名は知っているが、詳しくは知らないという状態です。
そう、旅行に行くような体験が自宅で出来てしまうわけです。
本棚から蔵書を数冊手にして、じっくりと読んで見る
これで、移動せずに旅をすることが出来ます。
家から出ないのでお金はほとんどかかりません。
照明と冷暖房代程度です。
冒頭にミニマリストは物を持たないと言う話をしましたが
もし、ミニマリストが同じ様な体験をしたければ本を買うしかありません。
今なら、通販でポチればすぐに好きな本を買えます。
古本も個人売買ですぐに買えます。
でも、どちらもお金が必要です。
これは、私の失敗ですが、ミニマリストを目指して多くの本を処分してしまいました。
当時はスッキリしたと喜んでいましたが、今は無駄なことをしたと感じています。
本だけでも保管しておけば、自宅での時間を有意義に過ごせたので
過ちだと考えています。
断捨離とかこんまりメソッドとか物を捨てる圧力は高いですが
とりあえずは本だけは聖域を作ることをおすすめします。
本があれば家から出ずに無料で知識を得ることが出来ます。
お金を使わないので貯金は確実に出来ます。

最後に

今は断捨離ブームです。こんまりメソッドでも良いです。
アメリカではこんまりの近藤(kondo)が物を捨てるという一般動詞になっているくらいです。
もちろん、ゴミ屋敷は避けるべきですが、物が少なすぎるミニマリストは金持ちだから出来る芸当です。
普通な人は適度に物があるとそれで時間を楽しめるので出費が減ります。
その中で、本は体積あたりの楽しめる密度が高いです。
だから、本は最後まで残すものだと考えます。
旅行と読書は似ています。
地名だけしか知らない土地に出かけて、新しいことを知るのが旅行です
読書も名前だけしか知らない本を読んで、新しいことを知ることです。
繰り返すことが出来るのも似ています
昨年良かった場所に旅行して楽しむことが出来ます。
読書も、一度読んだ本を繰り返して楽しめます。
読書も旅行も似ていますが、明らかに違う点が一つあります。
それは、読書はお金がかからないことです。
自宅から出ずに、本棚から気に入った本を読むだけです。
それだけで旅行と同じ楽しみと発見が出来るわけです。
家に本棚と蔵書があれば家で楽しめます。
残念ながら人の能力は低いので、本を一度読んだだけでは全てを把握できません。
でも、これは残念なことだけではありません。
そう、本は何度も読めてしまうわけです。
ミステリは一度読んだら要らないという有名人がいますが
シャーロック・ホームズやアガサ・クリスティーがゴミになっていないことは証明されています
本は繰り返して読む楽しみを与えてくれる遊びです。
出費は買うだけです。あとは無料です。
ランニングコストも維持費も不要です。
だから、蔵書を増やすと貯金できます。

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