無駄な自尊心と指導を止めれば貯金できます


無駄な行動の一つとして、無意味な戦いをすることがあります。
待っているときに割り込まれた、相手の不快な冗談、大切なものを粗末に扱われる
こんな、失礼とすることに対してあなたは戦いたくなるのではないでしょうか?
表面的にみると完全に相手が悪いわけですが、根本を見るとあなたが悪かったりします。
その大きな原因は二つあります
「自尊心」と「相手への期待」です。
だから、その二つを完全に捨てれば良いわけです。
自尊心とは横文字ではプライドです。これでなんとなく意味は分かったと思いますが
横文字と言う簡易な手段に逃げているので詳しく説明します。
自尊心とは自分は尊敬されるべきであるという言葉です。
他人は自分に対して尊敬や尊重などの配慮をするべきであるという言葉です。
相手への期待とは、周りはそう動くべきであるということを他人に期待することです。
自分は列に並んでいるので、他人にもそれを期待するというような考えです。
実は、その「自尊心」と「相手への期待」は悪影響しかないと考えてください。

第一章 自尊心を捨てると楽になる

他人から自尊心を傷つけられる行動をされた場合に多くの人は戦います。
不快であることを主張したり、場合によっては手を出すなどです。
このような行動は悪影響しかありません。
残念ながら自尊心を傷つけるような言動をする人は人間的に問題があります。
そんな、問題のある人に正論をぶつけても改善されることはありません。
残念ながら放置で良いのです。
ただ、そもそも自尊心と言う考えが無かった場合は、相手から何を言われても反応しません。
だから、傷つけられた自尊心を我慢するのではなく、そもそも自尊心を持ち込まないと言う事です。
あと、そもそも相手は攻撃する意図など無かったりすることもあります。
いわゆる「ハンロンの剃刀」と言う話です。
単なるミスをワザと攻撃したと勘違いすることです。
交通上のトラブルで「割り込まれた」と言うものがあります。
割り込まれた側は、わざとやられたと勘違いして怒りを覚えます。
ただ、割り込んだ側は、単なる安全確認のミスや運転スキルが未熟であっただけかもしれません。
相手は攻撃の意図など全くないわけです。これを攻撃と考えるのは単に「自尊心」の問題です。
だから、そもそも自尊心が無ければ何も問題は無かったわけです。

第二章 相手への期待を捨てます

相手への期待が高すぎると無駄な行動の原因になります。
先ほどの、道路で無理やり割り込まれたという話がエスカレートする原因は相手への期待です。
相手に対して悪いことをされたというアピールをすれば、相手が分かってくれると期待してくれると言う考えです。
まず、どうして相手への期待をしてしまうのかと考えてみます。
どうですか? 非常に謎じゃないでしょうか?
全く知らない人に対してどうして期待するのでしょうか?
理詰めで考えると完全に無駄な行動ではないでしょうか?
だったら、知らない相手に期待することは止めてください。
あと、家族や友人に対して過度に期待しすぎたらどうなるでしょうか?
こんなことをしたら、完全にウザい人認定されます。
ちょっとでもミスをしたら、改善するように指導する人は良い人でしょうか?
師弟関係ならそれもありかもしれませんが、そんな関係じゃ無ければ最悪だと考えます。
親子関係は師弟関係に近いかもしれませんが、それも幻想です。
親子と師弟の関係は全く違うと考えてください。だから、親子であっても指導は厳禁です。
この無意味な師弟関係を捨てるためには相手への期待を捨ててください。

第三章 ストレスの原因の100%は自分自身です

「怒り」は現象に感じますが、実は動詞です。主語が自分自身の動詞です。
だから、怒っているのは自分自身なのです。
馬鹿馬鹿しい話ですが、あなたが怒りたいから怒っているわけです。
主語が自分だから、確実に自分自身でやめられます。
第一章での自尊心、第二章での相手への期待を捨てるだけで怒りの原因は無くせます。
割り込まれたり、失礼なことや筋が通らないことを言われた場合に怒りを覚えるのは
あなたの自尊心への攻撃と
相手に期待してそれを裏切られた
のが原因です。怒りを覚えたくなければ、自尊心と相手への期待を捨てるだけです。
もちろん、社会が良くなるには他人を尊敬する必要や、他人が向上する期待が必要です
ただ、それらの問題はあなたが解決する最優先の問題ではありません。
仮に、変な怒りもストレスもない完璧な精神力を持っていれば皆のためにその問題に取り組んでください。
でも、自分自身の問題に悩まされているのなら、そちらを優先的に対策するべきです。
職場で不快な気分になると考えてみて下さい。
その原因が自尊心の傷つけや先輩への期待であるのなら、今回の方法で対策できます。
休憩中や飲み会などの仕事以外のレクリエーションでストレスになると言う場合なら
自尊心を捨てて、一人で休憩したり、飲み会に不参加などすればよいだけです。
後輩が仕事を覚えないでストレスになっているのなら、今すぐ期待を止めてください。
約束を守らない友人がいるのであれば、今から期待しなければ好いだけです。
悪いのは失礼なことを言う相手や約束を守らない人ではありません。
それによって自尊心を傷つけられたと感じるあなたです。
そして、勝手に期待したことを守らないと考えるあなたです。
あなたが勝手に感じて、勝手に怒っているだけなのです。
冷静に考えてください。感じる、期待、怒りは動詞です。そして、主語はあなたです。
あなたが感じ、あなたが期待し、あなたが怒るです。 そう全てあなたがやっていることです。
だから、止められるわけです。

まとめです

「怒りの洪水」って表現がありますが、誤解するのでやめてください。
まず、怒りの主語はあなたです。 怒って誰かを傷つけたのはあなたです。
洪水の場合の主語はどうでしょうか? はっきり言って主体がありません。
あるとしたら、自然とか宇宙の原理とかそういうものです。ただ、あなたでは無いことは理解できます。
怒りはあなたが行っています。洪水はあなたが行ったわけではありません。
だから、それを一緒にしてはいけないわけです。
洪水のように怒りを抑えられないなんて嘘です。誤った例え話に騙されているだけです。
その怒りを抑えるには、自尊心と相手への期待を捨ててください。
自尊心と相手への期待が強くなると、相手に指導したくなります。
この、指導と言う欲求が現れたら注意をしてください。
指導はウザがられます。理由は、そんなものを求めていないからです。
指導したいという気持ちは、需要から発生するものではりません。
一方的に供給側の考えです。供給が増えると物価が下がるのと同じで
指導に関する価値は低いわけです。大体の場合はゴミなわけです。
こう考えると、自尊心と期待は害悪しかありません。だから、今すぐ捨ててください。
そうすれば、無駄な行動が無くなり出費も減り貯金できます。

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