高級ブランド品から高級な道具や楽器まで良い物とされるものがあります。それらを使えば廉価なものより安心確実であることは事実です。しかし、それに囚われ過ぎるのは浪費のもとです。
全て良いもので揃えたら破産
仕事道具全てを高級品で揃えたり、趣味の楽器全てをハイエンドのものにすればより確実なのは間違えありません。しかし、経済的には大きな出費です。仮に予算に余裕があったとしてもその現金を別のことに使えるという機会を失っています。
全て廉価なもので良い可能性
生活用品を整備するために必要は工具は百円均一で売っているもので十分です。強度も精度も極端に悪くは無いので十分日常生活では使えます。
また、他の生活用品を見ても特にこだわりもなく廉価なものを問題なく使っていると考えます。
高級品を使うは無難な助言
周りの助言として「高級品が良い」という物があります。その理由としては「高級品を買っておけば廉価なものより問題は少ない」というものです。クルマを知らない人がとりあえず「トヨタ自動車」の製品を買っておけば誤りが無いより正しい選択と考えるという理屈です。
助言する側も、自己責任的なリスクがあるものより、そのリスクが軽減されるより完璧な方向に向くと考えます。
職人は安物を賢く選ぶ
最近ではプロの道具、職人の道具みたいな感じで一般の人に高級な物を販売しています。厨房機器の店、職人工具の店、高級楽器工房、ブランド品などです。
一方で職人など本職は賢く安いものを選んでいます。実はわかっている人ほど安物を賢く選ぶことができます。
私の知っている料理人は道具を探すときにまず「100円ショップ」に行くと言っていました。満足できる物がなければ次に「ホームセンター」で探します。ここでもなければ仕方なく「厨房用品の店」で高いものを買うとのことでした。
分かっている職人ほど「世間の良いものに囚われない」選択ができていると考えます。
安物を使う経験
高級品を理解するには安物を経験する必要があります。あと、安物は壊れやすいと語る前に、実際に安物を壊す経験をする必要もあります。
もし、安物が壊れたという経験がなければ、その安物って十分な性能を発揮しているということになります。
これなら、目的に合わせた安いものを適切に選べると考えます。
ぜひ、皆さんも安物を適切に買うことが出来る能力を身につけて貯金をして下さい。
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