分かりきったことですが、全ての人は時間が足りません。
その一方で今日は暇だといいます。
ここで、自分に突っ込んで下さい。
「忙しいのですか?それとも暇ですか?」
そう、どちらでも無いのです。
実はこれは、出来ない理由を探しているだけです。
何かをやりたいとします。
仕事で忙しいときはそれを出来ないといいます。
暇になったら、仕事や勉強をしないといけないといいます。
どちらにしても、その何かをやらないわけです。
第一章 簡単です
何かスポーツをやりたい。ゲームをやりたい。本を読みたい。
金を握りしめて入門すればいいだけです。
道具を買い、試合や対戦が出来る場所に出かける
本やゲームなら店で買えば準備完了です。
最優先でやりたい事だけをやれば良いだけです。
ここで勘違いしてはいけないのは、幅を広げると言う意味ではありません。
既に家で本を読んでいる、ゲームやスポーツを楽しんでいる
週末の飲み会が本当に楽しい
既にのめり込んでいる事があればそれが今の楽しみなわけです。
第二章 話題の中心以外を無視
人生の癖として、話題の中心以外は完全無視が良いです
スポーツの中継を見ている時に、選手の経歴や観客のファッションなどは無視して下さい。
映像関係の仕事で、カメラワークとか、動画のスイッチング方法が気になってもこっそりメモする程度にしてください。
スポーツを観ているのだから、集中するのは現在の競技です。
人と話をしているときにも注意です。
「あのカフェの新作ドリンクが美味しかった」
って話の場合、中心の話題は「新作ドリンク」です。
その味や、入っているもの、飲んだ感想などです。
その日の天気、そのカフェの経営状況、バリスタがイケメンかどうか
ライバルのカフェの新作。自分のコーヒーの話などは話題の中心ではありません。
つい、これらの話をしたくなりますが、無視して下さい。
第三章 話題の中心だけで十分です
世の中の遊びや仕事は奥が深いです。
だから、話題の中心以外を相手している時間などありません。
話題の中心以外に手を出すのは現実逃避の一つです。
広く浅く知っている博識や物知りと言われている人は凄そうですが違います
全てが中途半端な何も出来ない人です。
逆に、確実に知っていることだけを話す人は集中できている人です。
よく、少し考えれば分かりそうなことにも「分からない」と答える人がいます。
こういう人を無学だと決めつけるのは間違えです。
じつは、知らないことは知らないと確実に言うことが出来る賢い人です。
そして、そういう人は話題の中心以外を無視することを知っています。
私が「ドラえもん=マクベス現象」という言葉があります。
ドラえもんとマクベスのどちらが難しいですか?
こう聞くと、ドラえもんは簡単で、マクベスは難しいそう
と話す人がほとんどです。
しかし、冷静に考えてみて下さい。多くの人は僅かなドラえもんの知識と、非常に僅かなマクベスの知識で判断しています。
大体の人は、どちらの作品も大して語れる知識は無いと考えます。
文系大学でシェークスピア研究をした人などは逆にドラえもんの方を細かくは知らないと考えます。
この様な質問に対して、正確に答えられる人は
「分かりません。両方とも詳細を知らないので比較できません」
と答えるはずです。
今の仕事や学び、遊びに対して中心だけを相手すれば得るものは多いです。
そして、無駄な周辺を無視できますので貯金が出来ます。
まとめです
第一章 簡単です
- 始めたければ入門するだけ
- 買うのは誰でも出来る
- 最優先で入門する
第二章 話題の中心以外を無視
- 話題の枝葉は無視
- 観戦競技に集中する
- 外れた雑談は悪です
第三章 話題の中心だけで十分です
- 枝葉を相手してる時間はない
- 物知りは全てが中途半端
- 少し知っているは知らないと同じ
集中している人の金使いを集中していない人が行うと破産します。
理由は、集中している人はそれ以外では極端に節約しているためです
クルマをいじっている人は、それに集中して他の遊びは付き合い程度だったりします
そんな人が高価なクルマを所有しているからと大丈夫だと思うのは間違えです。
同級生や同僚の稼ぎはだいたい同じです。
そんな中で、一部の人は持ち家や高級車、高価な趣味の道具を持っていたりします。
また、年に数回海外旅行に行ったりします。
どうしてそんな事が出来るかというと、集中しているからです。
そういう、集中できる人は話題に集中出来ます。
だから、その一歩として話題の中心以外を無視することから始めて下さい。
そうすれば、行動も集中されて無駄使いが減ります。
無駄使いが減れば貯金できます。