私が貯金できなかった理由の一つとして、不確実なことに力を注いでいたからです
この資格を取れば就職で有利になる、こういう知識を身に着ければ成功できる
こんなことばかり考えていました。
しかし、どれも絶対に成果につながるものではありません。
決して絶対にやってはいけないことではありません。
資格の勉強や知識を得ることは重要です。
しかし、優先順位を考えると低いです。
だから、まず初めに行うのは本当にやるべきことを先に行う事です。
では、本当にやるべきことって何だろうか?
それは簡単です。やれば絶対に出来ることです。
まだ手を付けていない、やれば絶対に出来る問題解決をすれば次に進めます。
第一章 絶対に解決できる問題は放置しません
一番の問題はお金が無いという事です。お金が無いから必要なものを買えないと言うわけです
ではどうするか? 月に1万円の節約をしてみることです。
これって絶対にできます。出来るかな?ではありません。出来るのです。
1万円を使わないと一万円節約できるかな?ではありません。
確実に1万円が節約でき、貯金できます。
これが、優先順位を高める絶対にできる問題解決です。
時間が無いという問題も絶対に解決できることの一つです。
家に帰ったら、とりあえずテレビをつけて何か見るという癖を止めれば
余分な時間を1時間手に入れることが出来ます。
もっと強力な方法としては、職場近くに引っ越せばさらに時間を手に入れられます。
乗っていないクルマやバイク、自転車があれば売ることも可能です。
使っていないサブスクを解約することも絶対にできます。
反対によく使っているサービスの会員に入ることで今までより少ない費用で楽しむことができます。
いつも使っているサービスに前払い制度が無いか確認することも確実にできます。
千円のお守りは買うが、千円の節約や有用なサービスに契約しないことは馬鹿馬鹿しいです。
第二章 地味で大きい問題を解決します
大きな間違えとして、問題を地味であるか派手であるかで考えてしまうことがあります。
掃除や片付けは地味なことです。一方で掃除機を吟味したり、ロボット掃除機とか掃除の豆知識と言ったテレビ番組は派手です。
でも、掃除機を良くしても確実に掃除と言う習慣が付くわけではありません。
ロボット掃除機も、部屋が散らかっていれば使えません。
掃除の豆知識も家全体の掃除に役立つわけではありません。
問題解決の方法としては、単に家のごみや不要物を捨てて、古い掃除機で掃除するだけです。
決して新しいテクノロジーや方法論をお金をかけて手に入れることではありません。
家電量販店の掃除機コーナーで掃除機を買えば、家の掃除の問題が解決されるなどありません。
掃除機を買った場合、掃除機と梱包材といったゴミがさらに追加されるだけです。もちろん、お金も減ります。
だから、家電量販店から速攻で逃げて、自宅のゴミを一袋だけ集めて玄関においてください。
筋トレグッズが欲しくなったら、速攻で逃げて自重トレーニングとでもググって真似てください。
減量できるサプリメントを欲しくなったら、速攻で寄り道せずに家に帰ってビールやつまみを楽しまないでください。
新しい趣味をやりたくなったら、速攻で家で帰って、昔買って飽きた趣味の道具や楽器を手に取ってください。
全て問題解決は派手なマーケティングには絶対にありません。
既に所有している身の回りに問題解決はあります。
地味な問題解決方法ってキラキラしていません。しかし、非常に強力な力があります。
だから、是非それを活用してください。
第三章 サバサバします
笑い話なのだが、その人に相談すると単純にやればよい、止めればよいと言ってくる人がいました。
しかし、その人が悩んでいるときに、同じように単純な方法を返すと、いやーそれは・・・ってなります。
そう、人って周りの問題解決は簡単だが、自分の問題解決は同じように出来ないという欠点があります。
だから、サバサバするというか、自分自身の問題を単純に解決すれば道が広がります。
家に物が多いと口にする前に、物を減らせばよいわけです。
何も大好きなものを無くせというわけではありません。
理詰めで一年間触っていない物は捨てればいいわけです。
一年間乗っていない自転車、バイク、ボート、スキーなどは捨てられます。
趣味じゃないコレクションも捨てられます。
ファッションマニアじゃない人は着ていない服は処分できます。
二年前に買ったピザカッターも捨てられます。ピザが大好きじゃ無ければですが。
自分の周りの問題を最優先で解決することで多くの問題は解決されます。
まとめです
第一章 絶対に解決できる問題は放置しません
- 一万円を節約すれば絶対に一万円の貯金が出来ます
- 一時間節約すれば、一時間別のことが出来ます。
- やれば絶対に成果が出ることを優先します
第二章 地味で大きい問題を解決します
- 本当に掃除機を買えば家がきれいになるか考えます
- 買った掃除機自体がゴミにならないか考えます
- キラキラした問題解決の押し売りを拒否します
第三章 サバサバします
- 自分自身にたいしてサバサバします。
- 問題を口に出す前に解決します。
- 理詰めで考えた解決策を重要視します
実は絶対にできることをやればよいという話は子供の時から聞かされています。
痛い言葉ですが、勉強すればそれなりに出来る
と言う事です。学校の成績が悪い原因としてはその人の能力ではなく
単にその勉強に労力を振り向けていなかったというだけです。
では、労力をなぜ振り向けていなかったのだろうか考えてみます。
勉強より遊びが楽しいからでしょうか? これは誤った分析です。
実は、真剣に取り組むことから逃げているからです。
勉強は真剣に取り組むことが要求されるが
遊びは真剣に取り組まなくても良いという逃げ道があるからこちらを選択するわけです。
これが分かる理由としては、音楽教室やリトルリーグとかボーイズリーグなどのスポーツ
将棋教室を考えると分かります。これがは勉強ではないが、勉強と同じくらいストイックに行わないといけません。
勉強だから、娯楽だからと言う部分じゃなく
真剣だから、真剣じゃないからと言う部分で考えられています。
家の掃除とか節約などの絶対にできる問題解決から逃げる理由としては
真剣にやらないといけないからだと考えます。
正直、昔からなんとなく逃げていた事なのでこれを習慣にするのは難しいです。
しかし、音楽やスポーツ、ゲームとは違って、節約や片付けはやれば確実にできます。
毎日8時間楽器練習しても著名なミュージシャンには必ずなることはできませんが
部屋のゴミを毎日片づければ、絶対に家はきれいになります。
節約したお金を貯金すれば絶対にお金が貯まります。
この絶対にできるという部分がある事で強い希望は持てると考えます。
だから絶対に貯金できるわけです。