違う世界の人を相手しないと貯金できます


お金が貯まらない人は無駄をしています。当たり前です。
その無駄の一つは、違う世界の人を相手していることです。
いわゆるレベルが違う人を相手にしているということです。
簡単なチェック方法としては
あの人はこんな基本的なこともわからないと愚痴る
あの人はいつも難しい事を話してムカつく
こんな事は無いでしょうか?
そう、人間関係で見下されたり、見下したりすることです。
これが起こる理由は違う世界の人を相手にしているからです。

第一章 IQが20違うと対応できない

IQ,つまり知能指数が違いすぎると話が出来ないという事実があります。
ここでのIQは広く考えて、EQや運動神経、コミュニケーション能力などと考えて下さい。
それらの違いがありすぎると対応できません。
コンピュータサイエンスや法律などの専門外のテキストを読んで理解できないのは
本が悪いのでも、あなたが悪いのでもありません。書き手と読み手のレベルが違いすぎるのが原因です。
スポーツでも野球の打席に立ってそこそこ打つことが出来て出塁出来る人はレベルが合っています。
一方で空振りやまぐれ当りしかしない人はレベルが違いすぎるわけです。
これらを相手や自分の責任だと思うことは止めて下さい。
また、レベルが違いすぎる事は無理に攻略しようと考えないで下さい。
学校教育の仕組みが悪いのですが、一律に同じことを教えようとすることを正しく考えないで下さい。
仮に適切に教えることが出来れば、平均点は95点位で全員の点数がそのあたりでばらつくはずです。
クラスで野球の試合を開催してもプロ野球のようなゲーム展開が見られるはずです。
プログラミングの教室で全員が素晴らしいプログラマになるはずです。
でもそんな事はありません。

第二章 説明できないのは当たり前

出来る人はできない人に説明できるという考えは完全に嘘です。
先程の知能指数が違いすぎると話ができないということで説明できます。
算数や数学が出来る人は、出来ない人のつまづく意味が分かりません。
野球が上手い人は下手くそな人がどうしてボールを打てないか理解できません。
だから、説明の仕方が悪いからその事を真に理解していないとは思わないで下さい。
仮に出来る人は誰にでも説明できる世界があったとします。
そうであれば、英語も簡単に話せ、野球もそこそこ楽しめ、法律文書も難なく読む
決算書、古文、化学のデータシート、難しいゲームのルールなど
簡単に理解できているはずです。
でもどうでしょうか? そんな教材や教え方には出会っていないのでは無いでしょうか?
だから、あなたが自分の得意な分野を教えられないのは当然でありお互い様だと思って下さい。
あの、イチロー選手だって野球が下手くそな人がそこそこ楽しめるようにすることは無理だと考えます。
トップミュージシャンが下手くそな演奏をする人をよくすることも出来ないと考えます。
そう、説明できないのは当たり前だと考えて下さい。

第三章 環境が人の能力を作るは嘘

誰でも社長や政治家の椅子に座らせればそこそこの成果を出すことが出来る
こんな話を聞いたことがあります。ただ、これは例外だと考えて下さい。
何も能力が無い人が権力だけを得て良い成果が出ることの方が例外です。
サクセスストーリーとしては夢があるのでウケが良いだけです。
受け売りですが、アメリカのバスケのプロリーグ NBAの選手の出身を調査したら
多くは全米大学体育協会の選手であったと言われます。
家庭的に恵まれ、英才教育を受けた人がNBAの選手になるわけです。
ただ、イメージとしては、スラム街の貧困層がストリートバスケで勝ち上がったヒーローです。
これも無いわけでは無いですが、例外と言われています。
会社で偶然、異動が行われ異業種の職種で成功したという話も例外で
普通はこんな事が起こったら、仕事が合わなくて潰されてしまいます。
これからは人工知能だということで入門書を読んでも全く意味が分からない人は
その方面のセンスは無いと諦めるのが得策です。
少し説明を聞いただけで、バッティングが出来て出塁できる
コンピュータを操作してプログラムを組むことが出来る
クルマやオートバイで速く走れる
絵をうまく描ける、工作が出来る、彫刻が出来る
こんな人はその世界がに合う人です。。
一方で何か違和感があればその世界は向いていないということです。

最後に

難しい本を読めばその分野がわかる?
もし、それが正しければ学校の成績は全員が満点です。
では無いのであれば、自分のレベルに合わない難しいことは無理だと認めて下さい。
そんなことをしたら、世界は狭まると言われそうですが、それは間違えです。
それぞれの人の程度に合った理解できることは多く存在します。
古い話だが、バスケのトッププレイヤーであったマイケル・ジョーダンがプロ野球選手になったことがありました。
結果としてはよくありませんでした。
難しいこともやれば成果が出ると言うのは、あのジョーダン選手でも出来なかったわけです。
だから、違う世界の人を無理に相手する事は止めて下さい。
無理だし、時間やお金の無駄です。
他にもよく聞く話としては、どうしたらリッチな人が集まるパーティーに出席できるか?
というものです。あれも間違えで、パーティーに出たからリッチになれるのではなく
リッチだからそういうパーティーに出席出来るわけです。
そんなパーティーに一般人が参加するのはそれこそ、お金と時間の無駄使いです。
無駄使いを止めてぜひ、貯金できるようになって下さい。

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