傾聴術を止めることで貯金できます


傾聴術をご存知でしょうか? 最近では悪魔の傾聴という本で有名になった、相手の話を引き出す会話術のことです。大きな原則としては「批判しない」「比較しない」「自分の話をしない」というものです。

この傾聴術は本でも言われるとおりにビジネスや聞き取り調査では重要な技能とされています。相手の感情を良い方向の持っていき、より情報を引出したり、動いてもらったりします。

しかし、傾聴術は非常に労力が必要です。とにかく神経を研ぎ澄まして相手が不快にならない方向に誘導する必要があるためです。それと、説得したいことを除いては自分の考えは不要です。非常に相手に対する気配りが必要な技能です。

この労力は賃金をもらったり、組織内での昇給や権限の拡大に対しては割に合う行為です。でも、友人関係など楽しく遊ぶ人に対して傾聴術を使っていたり、使いたくなった場合はもう友人関係ではなくなっていると考えます。

それでも、関係を修復しようと「傾聴術」を使い続けるのは労力の無駄です。もう、こうなってしまったら距離を置くしかありません。

楽しい飲み会のはずなのに、傾聴術を使って疲れていたのでは本末転倒です。さらに、疲れるために高い金を払って飲むのもバカバカしいです。だから、お金のためにも傾聴術は使わないようにして下さい。

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ワンパターンな人生で貯金できます #元40代貯蓄ゼロ


自分の人生はワンパターン、同じ仕事と高校生の時から変わらない趣味を続けている人生と嘆いていないでしょうか? もっと幅広い知識を身につけないといけないという漠然とした恐怖を感じている人もいると考えます。しかし、その恐怖は間違った考えです。

ワンパターンで人生楽しいと感じるのは得です

仕事にも満足し、自然と昔から続いている趣味に没頭している状態は最高の人生と考えて下さい。 理由は、強い集中力を持っているというところです。

人って何でも出来そうですが、そんなに幅広い分野には対応できません。一部に「ゼネラリスト」と呼ばれる人材がいますが、非常に珍しいです。ちなみにゼネラリストとは単なる博識や豆知識を知っている物知りではありません。大学入試程度の幅広い問題を解ける程度の厚みを持った人のことです。

話し戻して、何か物事に集中出来ており具体的に問題を感じていなければ、その集中を継続して下さい。

集中すればお金が貯まります

趣味のために50万円の道具を買ったとします。聞いた話ではコーヒーが好きな人が業務用の40万円のミルを買ったという話も聞きます。40万円の楽器とか、40万円の工具セットとかDIYの道具などは贅沢な感じがします。 しかし、それを一生使えると考えると非常に安いと考えます。

色々な人生を楽しむために年間20万円で小出しで楽しんだ場合は、50年で1000万円です。中途半端に安い出費をしたほうが実は高くついています。

しかし、先程の50万円程度で機材を買った人はそれだけです。だから、集中したほうが人生は安上がりになります。

人生に集中できていない人は集中を考えて下さい。そして、既に集中できている人は「幅広い人生」という罠にはまらないように気をつけて下さい。

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向上心を集中するとお金が貯まります 自分の分野外への向上心は悪影響が大きいです


向上心というと非常に良いことだと考えられています。さらに、自分の分野外にも興味を持ち向上心を高める事も良いことだとされています。しかし、これらは害悪のほうが多いです。大概的な印象は良いが、自分のためには決してならないことです。

向上心は自分の分野で

現在仕事で、電気回路の組み立てを行っているとします。この場合に持ったほうがよい向上心は電気に関する知識を向上することです。

回路図を読めるように知識をつけたり、回路の設計が出来るように技術を学んだするなどの分野で向上することを考えて下さい。

知っている分野は楽です

例で上げた電気の場合は、既に回路図の読み方や部品のことは知っているわけです。だから、ここから回路の技術的なことや設計方法を学ぶのはゼロからではありません。 既に知っている分野なので労力は少ないです。

英会話、プログラミング、機械工学など分野外の勉強をする場合は当然ゼロからです。これは非常に苦しいです。

何故か世間は違う分野の勉強を勧めます

知識の幅を広げるという考えでは、今の分野に集中するより、いろいろな分野に手を出すことが良いとされます。しかし、こんな事をしていたら中途半端な知識しか得られません。もちろん、いろいろな分野の本を買う必要があるのでお金がかかります。

だから、向上心は自分の分野に積み重ねる形で考えて下さい。

ちなみに何でも出来ると言われる「ゼネラリスト」は非常に希少な存在です。また、ゼネラリストは単なる物知りではありません。 広く浅くという意味では共通点がありますが、単なる物知りは表面的な豆知識しか知りません。一方でゼネラリストは高校生レベルの問題を全ての分野で解く力があります。このように大きな違いがあります。

ただ、もしかしたらゼネラリストの素質があるかも知れませんので、簡単なチェック方法があります。 それは、新聞の大学入試問題を解いてみることです。 もし、書いてある設問の意味すら分からないのであればゼネラリストではありません。

更に衝撃的な確認としては、高校受験の問題も解いてみて下さい。もし、ゼネラリストの才能があれば簡単に解けます。



微妙に遅れた情報で節約できます


情報というと可能な限り新しい物が良いとされています。間違えでは無いのですが、過剰に新しい情報を手に入れようとすると非常にお金がかかります。仕事で、他社より速い情報で多くを稼ぐことが出来るとか特殊なケース以外は多少遅くても問題はありません。

新聞の情報速度は過剰

新聞は非常に早く情報を伝えます。「政府の発表」「世界的な戦争の詳細」「重要な会議の内容」「進行中の情報」です。しかし、それらの情報は早く知る必要はあるでしょうか?

全く知らないのは問題はありますが、だからといってすべての情報がすぐに必要なわけではありません。

この場合は、誰かが読み終わった昨日の新聞を読む程度で良いと考えます。極端な話だと、何か物を包んだ一週間遅れの新聞でも問題ありません。

世界のどこかで戦争が起こっている、政府がこんな方針を掲げているなどの話は知る必要はありますが、発生や発表直後に知る必要は全くありません。

専門雑誌も鮮度は過剰です

専門誌を読んでいる人も、本当に最新情報のために雑誌を読んでいるのでしょうか? そういう人であれば必要です。しかし、編集部が編集する、「トランジスタでのアナログ回路入門」「C言語入門」「著作権に関する法律入門」みたいな内容であれば最新情報のための雑誌ではありません。 最新雑誌から「枯れた情報」を得ている率が高い場合は、処分された古雑誌を読むようにして下さい。

幸い、いまだと「メルカリ」などの個人売買で安く販売されていますので賢く利用してみて下さい。

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お金を一ヶ月使わないと無駄使いが実感できます お金のファスティング


食事で「ファスティング」という健康法があります。数日間断食をすることで、消化器官を休めたり、体の毒を抜くことで健康が促進されると言われます。これについては深入りはしませんが、お金も同様にファスティングをすることで無駄使いを防止できます。

防止できる理由としては、お金を使うという労力を休ませることが出来るためです。何も考えずに出費を行っていたことも止めることで意識を集中させることができます。自動販売機のジュースや帰宅時のコンビニなどの買い物は無意識ですが、止めることで意識を集中できます。

家計簿をつければ良いとも言われますが、家計簿は事後の処理です。使いすぎた場合も、買い物の現場ではなく事後で気がつくわけです。でも、買い物自体を止めればそこで使っていることを本能的に理解できます。

  • 家計簿は後から理性として理解する。
  • 買い物を止める方法は、すぐに本能で理解する

です。理性に訴える家計簿より、本能に訴える買い物をしない方法の方が体が理解できます。

一ヶ月と決めた理由は、交流関係や今後の維持のためです。一ヶ月だけなら付き合いを止めても周りも待ってくれますし、その後も関係を継続しやすいです。それ以下の1日では、節約を意識することはできないと考えます。

ちなみに私も、お金のファスティングを行いました。そこで分かったのは「買い物したら食事していた」ということです。ちょっと、物を買いに外に出たら食事して帰ることを当たり前のようにしていました。 一回の食事代は1000円程度でしたので、買い物のたびに1000円無駄に出費でした。 今では、買い物が終わったら家に帰り、自炊をしています。 もし、昼に戻れない場合は400円程度のファストフードや牛丼で済ませています。

是非、皆さんもお金のファスティングを行ってみて下さい。



自宅に閉じこもる癖で貯金ができます。


当たり前ですがお金を多く使う場所は家の外です。だから、家の中にいればお金を使わないから貯金ができます。でも、家の中にいたら世界が狭くなるのではと考える人もいます。しかし、それは間違えです。

正確には普通に生活していると自動的に家の外に引っ張り出されます。一番は仕事のために会社に行ったり、学校に行くことです。嫌でも出ないといけません。更に買い物などで外出が必要です。

さらに、友人知人から毎週のように、下手すると仕事終わりに一緒に飲んだり遊んだりしようと連絡があります。

だから、家の中に籠もるように努力しても絶対に世界が狭くなることはありません。

本当に自宅では暇なのか?

仕事や学校が終わったらすぐに帰宅する。土日は家で過ごすのは非常に暇という感覚はあると考えます。だから、とにかく新しいことを見つけて仕事終わりと週末の予定を入れてしまいます。

でも、冷静に考えると家でやることは多いです。家では何もやることが無いと思っている人はしっかりと整理整頓されているか確認して下さい。多分と言うか絶対に散らかっていたり汚れています。トイレ掃除、キッチン周り、庭など汚いのでは無いでしょうか?

窓も何年も拭いていないから汚れているのでは無いでしょうか?

こうやって考えると、家ではやることが無いという考えは間違っています。どちらかというとやることが大量にあるのに放置しているということです。

過去に買ったものが家にある

痩せられるとか筋肉が付くとか考えて買った運動器具、英語ペラペラを夢見て買った教材、好きだと思って買ったDVDボックス、CD、積読された本、ギター入門セットなど過去に買ったものがクローゼットや倉庫に無いでしょうか?

もし、あった場合は家が暇というのは嘘です。運動も出来るし、英語も勉強できる、DVDで映画を見ることも出来る、CDで音楽も聞けるし、積読された本を読んだり、ギターを始めたりできます。どうでしょうか?家は暇では無いと考えます。

他の視点としては、買ったものはお金のためにも使う義務があるというところです。仕事という義務を果たして手に入れたお金で買った物です。間を抜くと、仕事という義務を果たして英語教材を手に入れたとも言えます。

だから、家にあるものを使う権利があるのではなく、義務があるということです。

義務というのは強すぎる言葉かも知れませんが、ここまで強く言えば過去に買ったものをもう一度使って見る気持ちになります。

話は脱線しましたが、過去に買ったものが家にあるということはそれで遊んだり、学んだり出来るということです。だから、家の中でも暇ではありません。

まとめると

家の中にか過去に買ったものがいっぱいあるから、それを楽しめばそれ以上の出費はありません。家に閉じこもるという不安も、会社や学校で外に出ているわけであるし、月に一回くらいは誰かから誘いがあるので完全な引きこもりになることはありません。

自分の心の中では少し引きこもり気味を意識すれば、多すぎる外出が少なくなるのではと考えます。



ロングセラー本を買うと貯金できます


知識の習得のために読書は良いと言われています。ネット記事と比べると出版される本はチェックが厳しく、より内容が厳選されているからです。数千円で内容がよく誤字脱字も少ない良質な文章を読めるわけです。

しかし、ベストセラー本は一年後にはゴミになっているという場合もあります。情報が古くなったり、方法論が変わったりするためです。 他にはベストセラー本って過去の方法論の焼き直しだったりします。30年前に言っていることを今流行のタレントや作家が言っているだけという場合もあります。

ここでオススメなのは、ベストセラー本は避けて、ロングセラー本を買うことです。この場合できるだけ初版が古いものをおすすめします。勘違いしてはいけないのは、「初版」自体を買うという意味ではありません。だから、初版が20年前の今年発行の本でも構いません。

ロングセラーが良いという理由は、今でも通じる古い情報だからです。そして、その情報はその後も生き続ける可能性があるということです。私の好きな7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)は26年前に発売されているので、可能性として26年後も書店に並び続けると考えます。

よくベストセラー本を思い出して下さい。10年前に興奮して読んだ本は今でも書店に平積みされているでしょうか? されていないと考えます。在庫も大書店にはあるが、地方の書店には無いのではと考えます。

でも、7つの習慣やナポレオン・ヒルの思考は現実化するは今でもビジネス書のコーナーに平積みされています。

だから、一年後に消え去る本より、20年後も読みつがれる本を読むことで支出を減らすことができます。

是非、ロングセラー本を何度も繰り返して読んでみて下さい。出費が減ります。

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本当に暇なら音楽トップ10をチェックで貯金できます


漠然と何かやりたいとか情報を集めたいと考えたら、音楽のトップテンでもチェックしてください。 まず、クソバイスとしては、漠然と何かやりたいとか、情報を集めたいと思うこと自体が気のせいという話です。

実は行動したいと思ったら何でも良いので動いたほうが気晴らしになります。と言っても昔私がやっていたような自分探しの旅を続けていたらお金は減る一方です。

精神的には「よくわからないが何かをやりたい」という状態になっています。ただ、ここで楽器とか旅行とか英会話、習い事みたいな事はお金がかかります。また、新しい趣味やスポーツも始めてもいつまで続くか分かりません。

だから、漠然と何かをやりたいと感じたら、音楽のトップテンでもチェックしてください。一番良いのが土曜日の昼にやっているトップ10番組です。

最新の情報も入るし、気晴らしにもなります。良いと思った曲もYouTubeで検索すれば全部を聞くことが出来てしまうのでお金もかかりません。

精神的に何かしたいが、何をやってよいか分からない場合は音楽のトップテンをチェックです。

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一ヶ月を意識すると貯金できます


貯金や節約ができない理由の一つとして、「一ヶ月」を意識していないがあります。生活で一ヶ月って非常に重要な区切りです。理由は、給料日が一ヶ月に一回だからです。また、各種引落も一ヶ月単位が多いです。だから、全ての出費を一ヶ月単位で考えると状況が整理できます。

皆さんは給料は知っている

まず、ひと月に幾ら使いますか? という質問には答えられないと考えます。一方で、給料はいくらですか?と聞かれたら答えたくなくても頭には思い浮かぶと思います。

そう、入る方は把握しているが、出る方に関しては漠然としか考えていません。ここで、全ての出費を月額換算出来れば簡単に経済状況を把握できると考えます。

月給手取り30万円で出費は40万と把握できれば、家計は破綻していると考えます。しかし、月給は30万円で、出費は480万円と言ったらどうでしょうか? まあ、ボーナスで何とかなっているから良いだろ?という感覚だと思います。

全てを月額にしてみる

電気代、電話代、その他光熱費は月々幾らで集金されます。一方でクルマの車検代は二年に一度です。15万円の車検だとした場合、いまいち経済状況は分かりません。

でも、15万を二年の24ヶ月で割ると6250円です。車検代は月々6250円と考えれば出費が理解できます。

反対に毎日3回飲んでいるコーヒーです。一回100円を三回で300円。これもいまいち分かりません。これを出勤日の20日で掛ければ300✕20で6000円です。

実は車検代とほとんど変わりません。 質問として「車検代とコーヒー代のどちらが高い」は、ほとんどの人は、そりゃ車検のほうが高いだろ?と答えます。

しかし、実際は月額250円程度しか高くありません。

10年で1000万円の貯金を目標?

10年で1000万円を貯める? 具体的な目標に見えますが、実は抽象的すぎる目標で合ったりします。でも、数字とか期間とか具体的ではないか? 実は、金額も大きすぎて、期間も長すぎるので漠然としすぎています。

こんな目標を立てても絶対に、一年後は何もやっていないと考えます。

この場合も月額に換算してみて下さい。計算も簡単で10年は120ヶ月なので、それで1000を割れば良いだけです。1000÷120≒8.33333・・・です。約8万3千円を月々積み立てれば10年後には1000万円になっています。

これは具体的でわかりやすいです。今月から8万3千円を貯金する必要が分かります。

しかし、具体的にわかっているので厳しい点もあります。自分に言い訳出来ないとも考えます。

このように、抽象ではなく、月額という具体にすることで目標を達成しやすくなります。是非、やってみて下さい。

あと、日記など記録をつけると目標が実現に繋がります。何とかプランナーとか高級なものではなく普通に書店で売っている10年日記帳をおすすめします。



口先だけを止めると貯金できます


口先だけで行動をしない人は嫌われます。嫌われるだけなら良いですが、更に大きな悪影響があります。それは貯金が出来なくなるということです。

出来もしないことややる気のないことを話す口先だけは特に費用はかかりません。どれだけ言ったところで減るものはありません。 もちろん、他に人に対する信用という意味では下がります。

口先だけって「安いものだから粗末に扱う」ということです。高価なものとか安価なものとか区別しているということです。この考えが問題あります。理由としては人って器用に価値で切り替えができないところです。

自分自身が価値を認めていないものを粗末に扱うと、価値を認めているものに対しても粗末な扱いになります。価値というある意味人為的なものに対して器用に切り替えは出来ないのが人間です。

そのため、口先という無料の資源を浪費する人は、お金など他の財産も浪費する癖があるということです。

もし、お金が貯まらないと考えている人は今日から「口先だけ」を止めてみて下さい。以下に口先だけの例を書いておきます。

  • やろうと思っていたのですよ。(後からならなんとでも言えます)
  • 誘おうと思っていました。
  • 行こうと思っていました。
  • 自分は動かずに口だけ出す。(除く指揮命令系統)
  • 知っているだけの方法を説明する。
  • 実体験したこと以外の話を経験したように言う。
  • お世辞を言う。

こうやって並べると皆さんもやっているのではないかと考えます。気をつけて下さい。




抽象的なテクニックから距離を置くと貯金できます

 


お金を貯めるなど何かを達成したい時に

「10年間で1000万円貯める」「家計を見直して節約する」「日頃の行動を節約モードにする」

などとしてないでしょうか? これらの目標は全て具体性がない抽象的な目標です。10年間で1000万円は具体的に見えますが、具体的にどうするかは見えません。ちなみに計算すると一ヶ月あたり8万3千円を10年間続ければ1000万円にギリギリ届く程度の貯金ができます。

抽象的な目標は自分自身を欺いています

1000万円を10年で貯めるという目標を考えたとします。この場合は具体的に何をするのでしょうか? 実はこの目標では来年になっても何も変化しません。

更に、失敗なのか成功か、そもそも実現可能なのかも把握できません。実行もできないし、評価もできないわけです。ただ、目標を決めたという自己満足感だけ残ります。これって自分自身を欺いているということです。目標を決めて進んでいる気分はありますが、実際は何も動いていないということです。

行動は具体的な目標が必須

1000万円を10年間月額にすると最初の説明の通りで8万3千円です。これを10年続ければ目標を達成できます。そして、今月に8万3千円の貯金が出来ていなければ失敗したと分かります。

そう、具体的な目標が有れば何をやれば良いか分かります。そして、出来なかった場合は失敗と分析することができます。

精神的にはキツイですが、これが具体的な目標の大きな利点です。

「臨機応変に適宜対応」(銀河英雄伝説 第12話 帝国領侵攻 アンドリュー・フォーク)は説明に聞こえますが、意味がない言葉です。はっきり言って何も行えません。また、臨機応変や適宜対応は目標を達成できなかったときの言い訳としても使えます。

目標を設定する場合は確実に具体的な物を設定して下さい。

アンテナを張る

よく政治家が言う言葉で「アンテナを張る」と言う宣言があります。漠然と情報を収集するという意味ではありますが何の説明にもなっていません。こういう言葉を言う人は自分に甘かったり、臨機応変や適宜対応という言葉で全員を騙しています。注意して下さい。

そして、あなた自身もその様な意味のない抽象表現は使わないで下さい。



物を捨てずに整理すると貯金できます


お金を貯めたい、つまりお金持ちになりたい人は色々な方法を試みます。その中で「ミニマリスト」を目指す人が多いです。たしかに、金持ちはミニマリストが多いです。部屋がスッキリしている、持っているものが一点豪華主義であるなどです。

しかし、だからといってミニマリストになれば金持ちになれるは短絡思考です。昔に学校で習った論理学で、「AだからBである」という事実があったとしても必ずしも「BだからAである」という逆のことが成り立たないということです。

この論理学の基礎から言っても「金持ちは物が少ないミニマリスト」であっても必ずしも「ミニマリストは金持ち」ではありません。

実際、ミニマリストの生活って金持ちだから出来るところもあります。理由としてはいつでもお金の力で必要なものを手にすることが出来るからです。

だから、貧乏人がミニマリストを真似て物を減らすと再び物を手に入れるために多大な費用がかかります。 実際私の経験では、5年前にミニマリストになって物は減りましたが、出費は多くなっています。

ミニマリストは節約や貯金のためのテクニックではなく、物を減らすことを第一にしています。金を貯めたければミニマリストは向かっている方向が違います。

金を貯めたければ物は捨てない

明らかに壊れたものやサイズ違いの服、昔乗っていたクルマのアクセサリーなどは処分して下さい。それ以外の欲しくて過去に買ったものは捨てないで下さい。そのかわり全ての物を把握して下さい。オススメは棚に全てを並べて見えるようにすることです。

もし、本や物が欲しくなったら、今持っているものを思い出して下さい。

ビビッときた英会話教材も、「10年前に買った教材も同じ思いで買ったのでは」

欲しくなった楽器も、「ウチに弾いていないギターがあるな」

幅が広がるからこの本を読もう「本棚にそう思って買った本が積読されている」

こう考えて買うのを止めて下さい。

物があれば、買わずに楽しんだり学んだりできます。

貧乏人ほど物は捨てない

貧乏人が金持ちを真似て物を捨てるのは「積荷信仰」です。カーゴ・カルトって言葉のほうが有名です。原住民がアメリカ空軍を真似て、木で作った航空機や無線機、滑走路や誘導灯で物資を積んだ飛行機を呼ぼうとした話です。当然、飛行機など来ません。

この無意味に成功している人の姿を真似ることがカーゴ・カルトです。

ミニマリストになれば金持ちになれるは、貧乏人のカーゴ・カルトだと考えます。だから、今持っているものを捨てて金持ちの生活を真似するのは止めて下さい。

まずやることは、今持っているもので生活をできないかです。

今あるものは過去からの贈り物

積読している本や使っていないスポーツ用品や楽器などは過去からの贈り物と考えて下さい。例えば、ギターがある場合は無駄なものではなく、今買ったら幾らになるかを考えて下さい。今からギターを始めれば本来10万円必要な費用が0円になります。

本も今から買おうと思ったらお金がかかりますが、既にある本を読めば無料です。このように考えれば過去の無駄使いも、それほど無駄では無かったのでは無いでしょうか?



一点豪華主義は貯金できるの罠は、隣接分野への浪費です


一点豪華主義で大好きなものに注力するとお金が貯まります。大好きな趣味の道具にはお金を掛けるが、それ以外は強く節約する方法です。ディズニーランドに遊びに行く時も深夜バスを使って節約するなどです。

この場合、大好きなのは『ディズニーランド』で遊ぶことであり、移動や宿泊などは大好きな訳ではありません。しかし、貯金が出来ない人はこの「隣接分野」にもお金を掛けてしまうところです。

本当に節約したいが、ディズニーランドは大好きだから譲れないという人は、ディズニーランドの体験だけにお金を使うはずです。それ以外の移動や宿泊はできるだけ無くすか節約します。この場合は自分が楽しめればよいわけなので、お土産も買いません。食事も何かディズニースペシャルでも有れば食べますが、どこでも食べられそうなただ高いだけの食事なら食べないかもしれません。

隣接分野への浪費が意識できていれば、ディズニーランドが好きではなく、ミッキーマウスや特定のアトラクションだけが好きということになるかもしれません。そうすれば更に節約は出来ると考えます。

動画では、バイクやクルマが大好きな人が陥りやすい罠として工具にお金を掛けてしまうことを説明しています。もちろん、工具も大好きであれば最高のものを手に入れるべきです。しかし、単にバイクやクルマが好きで整備も出来れば良いと考えている人には「高級工具」は不要です。

しかし、多くの人は「大好きなことの隣接分野」も豪華にしないといけないと考えています。この隣接分野との境界線が曖昧になると出費が多くなります。

クルマは大好きだが交流はそれ程でも無いのにミーティングやイベントに参加する。整備は必要だが工具は大好きでもないのに高級品を買ってしまうなどです。

この大好きの隣接分野でお金を使いすぎないようにすることを気をつければお金は貯まります。ぜひ、意識してみて下さい。



趣味や習い事の挫折を繰り返さない方法


スポーツや習い事などを始めてみたが挫折したという人は多いです。さらにそういう人は色々な物で挫折しています。ただ、これを繰り返すと出費が半端ありません。でも、あることをするとこの繰り返しを止めることができます。

最後の挫折した道具を見える場所に保管

例えば、ギターを始めてみたけど挫折したと考えます。別に英会話でもゴルフでも絵を描くでも良いです。その場合は、見えるが邪魔にならない場所にギター(や英会話教材、ゴルフクラブ、絵の道具)を保管して下さい。

おすすめの場所は、棚の後ろ側です。生活には支障が無いが、確実に見える場所です。

そして、また何か新しいことを始めたくなったらそのギター(や英会話教材、ゴルフクラブ、絵の道具)を見て下さい。また、新しいことを始めても長続きするだろうか?を考えます。

これで、衝動的に新しいことに手を出すことが無くなります。

再開しても構わない

挫折したギターを再開する、英会話学習を再び、ゴルフの打ちっぱなしに行ってみる、絵を書いてみるなどを再開しても問題ありません。

このように最後に挫折した趣味の道具を取っておくと再び同じ挫折をすることが無くなります。ちなみに私は英会話の教材が本棚の奥で眠っています。今も本棚を見れば置いてあることが分かります。

ミニマリストや断捨離のテクニックとして、「使わなくなったら手放す」ということには反します。しかし、断捨離やミニマリストって節約が主たる目的ではありません。最優先事項は物を減らすことです。

一方でお金を増やしたい人は物を減らすことが最優先ではありません。だから、ミニマリストや断捨離は近いようで遠い方法です。

お金持ちになれば物が少なく出来るは間違え有りません。しかし、物を減らせば金持ちにはなれません。これは勘違いしないで下さい。

繰り返します。お金持ちになりたければ減らすのは物ではなく出費です。



自分が経験したことだけを語ると貯金が貯まります


物知りな人とか博識な人ってどの様な印象がありますか? 昔ならすごい人という印象でした。しかし、今ではそんな知識はググれば出てきます。そのため知識としての価値が非常に低いです。

知識を語りすぎると浪費癖が

少しだけ知った知識を使って話や助言をしていると、それにつられて悪い癖も付きます。それは、手に入れた情報を闇雲に実行してしまうことです。テレビで見た面白そうなグッズを買ってしまう。コンビニスイーツに手を出す。週末に流行の場所に遊びに行くなどです。

浪費癖を止める第一歩は経験なき助言を止めること

テレビやネットで見た便利技を知識だけで相手に教えることは止めて下さい。これが経験がないことを助言するという悪い癖です。この癖を止めることで手に入れた情報を実行してしまう癖も無くなります。

知識を手に入れないは問題です

だったら、ミニマリストが推奨する「テレビやSNS,新聞から距離を置く」という方法はどうでしょうか? 確かに良さそうですが私はおすすめしません。

この方法論って2つの問題があります。まず1つは新しい情報が手に入りにくくなるためです。現在のミニマリストは「今の最新技術」を更新せずに未来に行こうとしています。昔に例えれば「固定電話で十分、携帯電話とかFAXとかパソコン通信とか要らない」と言っているような物です。今の言葉に置き換えれば「LINEとかスマホがあるから、もう新しいものは要らない」ということです。しかし10年後はLINEも無いと思うし、スマホに変わる通信デバイスが現れているかもしれません。

だから、ミニマリストの今の最新情報を固定してこれからの情報をブロックして生きるという方法は無理があると考えます。

2つ目の問題としては、情報を選ぶ力がなくなるからです。情報は手に入れるが、自らの力で選択して実行するという考え方が非常に重要です。例えると「お菓子という存在は知っているが、自分は食べない」と「お菓子という存在を知らないから食べることができない」は違います。後者の場合は自分でお菓子から守っているというより、違う圧力で守られているということです。これが親であったり配偶者であったり、会社であったりするわけです。

はっきり言って権力に守られているから安全というわけです。これでは、何らかのきっかけでお菓子が入ってきたら際限なく食べてしまう問題は残ります。

だから、知識は手に入れるが行動するかは別!という考えは重要です。

情報は手に入れる。何を実行するかは自分で選ぶ。そして実行して成功すれば誰かに広めるという考えで、よりお金を使わない人生を過ごせます。



一般人の投資って節約です


投資を始めようと思った人はなぜか株を買います。理由は不明ですが株を買ってしまうのです。これって非常に短絡思考だと考えます。仮にクルマや自転車、バイクを買おうと思った場合に何も考えずにモデル名や見た目で買うでしょうか?違うと考えます。

クルマ、自転車、バイクを買う場合は自分の目的に合わせて買います。特にバイクの場合は免許を持っているかで選択肢が変わります。一方で株の場合は良くわからないけど何となく買っていると考えます。

投資入門書の衝撃

書店で投資入門書を立ち読みしてみて下さい。実は内容の半分がいわゆる投資術ではありません。何かというと、節約術です。保険を見直す、通信費などの固定費を考える、定期購読、月極、サブスクを見直してみるなどです。

特に月額数百円の安価な出費を見直すことの重要さを本の前半で説明しています。

月々1000円の節約は簡単

月々1000円を節約してみて下さい! と言ったら誰でもできます。1000円の昼食を500円にすればその月は達成です。 でも、1000円って大したことが無いのでは?

そう思う人は一日で10円つまり単位株で1000円上がる株を見つけて下さい。非常に厳しいのではと考えます。はっきり言って見えません。

こういうことです。千円を株で儲けるのはギャンブルに近く難しいです。一方で1000円の節約は確実にできます。2日間1000円のランチを500円にするだけです。

この確実さが節約は一般人の最高の投資と言われるところです。

貯金に近い投資

インデックス投資と言われる地味な物があります。年間に5%程度上がると言われています。10万円が一年間で10万5千円になります。100万円なら5千円。

株の値上がりなら一日で何十万と儲かるので、インデックス投資は地味です。でも、安定はしていると言われています。投資なのでリスクはありますが、ロングセラー本である『ウォール街のランダムウォーカー』では、積極的に投資するトレーダーより、インデックス投資に預けて放置した人のほうが勝率が高かったと言われています。

だから、素人が手を出す投資として

節約してそれを定期預金やインデックス投資に入れる程度が良いと考えます。

あと、インデックス投資は地味ですが、仮に年利5%で20年間投資したとすると2万6千円になります。倍以上です。時間の力は非常に強いと考えます。



物が多くてお金がない人は既にあるもので楽しめば節約できます

 


物が多いから貧乏という話を聞きます。そしてミニマリストのアドバイスとしては

「金持ちになりたければ物を減らす」

があります。たしかにお金持ちは物が少ない傾向にありますが、だからといって物を減らせばお金が増えるは短絡的な考えです。

厳しい話ですが、お金を増やしたければ「今ある物」とか関係なしに節約してお金を貯めることしかありません。

今あるものを売却は損

個人売買やリサイクルショップに今あるものを売ればお金になります。これって実は損だと考えて下さい。手持ちの楽器を売って5000円を手に入れた場合は5000円の得ではありません。過去に10万円で買ったものだとしたら9万5千円の損だと考えて下さい。

物は過去の自分からの贈り物だと考える

先程の楽器と同じものを今買ったら11万円だとします。そうすると、昔に10万円で買っていれば1万円の得です。それを、過去からの贈り物だと考えて使ってみて下さい。

一万円お得に追加費用無しで使えます。

家にあるDVDや本、昔買ったプラモデル、自転車、スポーツ用品などを楽しめばこれからの出費がなくなります。 そして、それを今買ったと考えて貯金すればお金はたまります。

ミニマリストの考えは節約ではない

少ないもので生活するというミニマリストは実は節約の考えではありません。一番の目的は手元の物を少なくして生活することです。先程の金持ちは物が少ないと言うのは金の力でいつでも物を「召喚」出来るからです。クルマが欲しければ高級車でも借りられます、パーティーをしたければ料理をケータリングし、高いお酒やスタッフやDJなどを呼ぶことが可能です。そして、終わったら撤退してスッキリです。これはミニマリストの考えですが当然金もかかります。

だから、今お金がないけど物が多い場合はその物で遊びや趣味を楽しんで出費を減らして下さい。



貯金術にケースバイケースなど無いです。行動すれば確実にできます


貯金術や節約術の本やブログでは「これは一例であり、状況に応じてケースバイケースや臨機応変な対応、つまり適宜対応」という様な書き方がされています。

しかし、私は貯金術は「確実に方法を守れば出来る」と考えています。「野球で勝てる」「ゴルフでシングル」「ゲーム上達」などとは違い、確実な方法があります。

自分は貧乏だと思う

「なりたい自分をイメージすればそうなれる」という方法がありますが。たしかに正しいですが、これこそスポーツやゲーム上達系の「ケースバイケースで臨機応変で適宜対応」なアドバイスです。貧乏人が金持ちを演じても必ずしも金持ちにはなれません。それどころか、なれる可能性は極めて低いです。

私が提案する金がなければ「自分は貧乏だと思う」は現状把握として間違えはありません。貧乏だからコンビニでドリンクは買わないし、水筒を持参して飲みます。同僚が毎回行く飲み会も全てには参加しません。友人から誘われたお金のかかる食事会やアトラクションも断ります。 もちろん、それだけでは人間関係が悪くなりますので、お金を掛けずに会いに行ったり、スポーツやゲーム、音楽演奏を楽しんだりします。

貧乏宣言をすれば、周りもお金のかかる遊びの誘いは少なくすると思います。 もし、あなたに魅力があれば「相手のおごりで飲み会参加」などが出来るかもしれません。

この方法って、臨機応変なところは全くありません。自分は貧乏だと考えて、金に余裕がなければ誘いを断るという単純な方法です。

必要と大好きだけに注力する

必要なこととは、栄養摂取のための飲食、最低限の通信のための携帯電話、仕事関係です。これは簡単に必要だとわかります。 次に大好きなものとは、単に好きなものではありません。 何も言われなくても自分が行動しているという様なことです。

家に帰ったら、速攻で映画を見る、週末のゲームが待ち遠しい、ツーリングに行きたい、音楽を聴きたいなどです。

もし、最近音楽を聞いていないから聞かないといけない! とか 自転車に乗っていないからのらないといけない! とおもったらそれは単に好きだったという程度です。大好きではないので止めて下さい。

この必要と大好きに注力すれば、お金はたまります。

先月より出費が一万円少なければ、一万円貯金ができる

バカバカしいが、キツイ一言です。先月より1万円使わなければ、その分を貯金できる計算になります。もう、説明は不要です。このくらい貯金術は簡単な方法です。

株式やFXなどの金融商品で1万円稼ぐのは難しいです。投資術の本もありますが、多くの本は「ケースバイケースで臨機応変」な対応が書かれた本です。だから、失敗も成功もします。

だから、それとは違い貯蓄術は、お金を使わなければ貯金できるという誰でも出来る単純な方法です。

最後に臨機応変という言葉を馬鹿にしている話で終わります。長編小説を原作にしたアニメ『銀河英雄伝説』第12話『帝国領侵攻』では、エリート軍人の『アンドリュー・フォーク』が

「高度な柔軟性をもって臨機応変に対応」

と発言します。正直具体性が無いので突っ込まれますが、『アレクサンドル・ビュコック』が

「要するに行き当たりばったり」

と皮肉った返しをしています。そう、臨機応変に対応というアドバイス本は行き当たりばったりの本です。

私のすすめは、行き当たりばったりな方法でなく、確実に貯金できる方法を地道に続けることです。

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残念ながら詰め込み教育は必要です 不要と主張する人は天性の才能の成功体験がある人です

「詰め込み教育は不要」と言う主張は今も昔も聞かれます。しかし、現代でも継続して行われています。詰め込む量は減っていますがそれでも児童生徒の頭痛の種にはなっています。 暗記重視の教育は止めて、自由活発な討論などを重視した教育の方が良いという主張もあります。このような主張があるとテレ...