Non-Alcoholic Sparkling ノンアルコールスパークリングワインは楽しいです

 酒を飲まなくなってほぼ二年たちます。時々、お酒が恋しい時がありますが幸運なことに誘惑には負けていません。 ただ、いわゆる「ノンアルコール飲料」には怖くて手が出せていませんでした。 ノンアルコールビールはもちろん、ノンアルコールカクテルを飲むとそこから禁酒が崩壊しそうで怖かったわけです。

ただ、今回はその怖い「ノンアルコール・スパークリングワイン」を試してみました。近くのスーパー「バロー」で二本で500と言う激安で売っていた Capel のノンアルコールスパークリングワインです。

こちらです。もう、見た目は普通なアルコール飲料です。全然ジュースぽさがありません。これは雰囲気が出ていいですね。

味は、ソフトドリンクでもジュースでもない特別な飲料という感じです。少し酸味が効いておりやや飲みにくいですが、良い味わいです。 そう、アルコール飲料にある、微妙に飲みにくい良い抵抗感が再現されているわけです。

最後に、決してこれを飲んでまた、アルコール生活に戻ってしまう危険性は全くないと断言します。 そもそもアルコールが入っていないので別物ですし、実はアルコールって洋菓子などにも入っているので日常生活でも口にしているわけです。

もしかしたらですが、完全な断酒ではなく、時々アルコールも楽しむという生活も出来るかもしれませんが、まあ必要はないのでこれからも全くアルコールを飲まない人生を楽しんでいきたいと考えます。

繰り返しますが、アルコールを飲まない習慣を身に付けた人であれば、ノンアルコール飲料がまた、飲酒を繰り返すきっかけにはならないと考えます。







絶対にできることを優先すれば貯金できます


私が貯金できなかった理由の一つとして、不確実なことに力を注いでいたからです
この資格を取れば就職で有利になる、こういう知識を身に着ければ成功できる
こんなことばかり考えていました。
しかし、どれも絶対に成果につながるものではありません。
決して絶対にやってはいけないことではありません。
資格の勉強や知識を得ることは重要です。
しかし、優先順位を考えると低いです。
だから、まず初めに行うのは本当にやるべきことを先に行う事です。
では、本当にやるべきことって何だろうか?
それは簡単です。やれば絶対に出来ることです。
まだ手を付けていない、やれば絶対に出来る問題解決をすれば次に進めます。

第一章 絶対に解決できる問題は放置しません

一番の問題はお金が無いという事です。お金が無いから必要なものを買えないと言うわけです
ではどうするか? 月に1万円の節約をしてみることです。
これって絶対にできます。出来るかな?ではありません。出来るのです。
1万円を使わないと一万円節約できるかな?ではありません。
確実に1万円が節約でき、貯金できます。
これが、優先順位を高める絶対にできる問題解決です。
時間が無いという問題も絶対に解決できることの一つです。
家に帰ったら、とりあえずテレビをつけて何か見るという癖を止めれば
余分な時間を1時間手に入れることが出来ます。
もっと強力な方法としては、職場近くに引っ越せばさらに時間を手に入れられます。
乗っていないクルマやバイク、自転車があれば売ることも可能です。
使っていないサブスクを解約することも絶対にできます。
反対によく使っているサービスの会員に入ることで今までより少ない費用で楽しむことができます。
いつも使っているサービスに前払い制度が無いか確認することも確実にできます。
千円のお守りは買うが、千円の節約や有用なサービスに契約しないことは馬鹿馬鹿しいです。

第二章 地味で大きい問題を解決します

大きな間違えとして、問題を地味であるか派手であるかで考えてしまうことがあります。
掃除や片付けは地味なことです。一方で掃除機を吟味したり、ロボット掃除機とか掃除の豆知識と言ったテレビ番組は派手です。
でも、掃除機を良くしても確実に掃除と言う習慣が付くわけではありません。
ロボット掃除機も、部屋が散らかっていれば使えません。
掃除の豆知識も家全体の掃除に役立つわけではありません。
問題解決の方法としては、単に家のごみや不要物を捨てて、古い掃除機で掃除するだけです。
決して新しいテクノロジーや方法論をお金をかけて手に入れることではありません。
家電量販店の掃除機コーナーで掃除機を買えば、家の掃除の問題が解決されるなどありません。
掃除機を買った場合、掃除機と梱包材といったゴミがさらに追加されるだけです。もちろん、お金も減ります。
だから、家電量販店から速攻で逃げて、自宅のゴミを一袋だけ集めて玄関においてください。
筋トレグッズが欲しくなったら、速攻で逃げて自重トレーニングとでもググって真似てください。
減量できるサプリメントを欲しくなったら、速攻で寄り道せずに家に帰ってビールやつまみを楽しまないでください。
新しい趣味をやりたくなったら、速攻で家で帰って、昔買って飽きた趣味の道具や楽器を手に取ってください。
全て問題解決は派手なマーケティングには絶対にありません。
既に所有している身の回りに問題解決はあります。
地味な問題解決方法ってキラキラしていません。しかし、非常に強力な力があります。
だから、是非それを活用してください。

第三章 サバサバします

笑い話なのだが、その人に相談すると単純にやればよい、止めればよいと言ってくる人がいました。
しかし、その人が悩んでいるときに、同じように単純な方法を返すと、いやーそれは・・・ってなります。
そう、人って周りの問題解決は簡単だが、自分の問題解決は同じように出来ないという欠点があります。
だから、サバサバするというか、自分自身の問題を単純に解決すれば道が広がります。
家に物が多いと口にする前に、物を減らせばよいわけです。
何も大好きなものを無くせというわけではありません。
理詰めで一年間触っていない物は捨てればいいわけです。
一年間乗っていない自転車、バイク、ボート、スキーなどは捨てられます。
趣味じゃないコレクションも捨てられます。
ファッションマニアじゃない人は着ていない服は処分できます。
二年前に買ったピザカッターも捨てられます。ピザが大好きじゃ無ければですが。
自分の周りの問題を最優先で解決することで多くの問題は解決されます。

まとめです

第一章 絶対に解決できる問題は放置しません

  • 一万円を節約すれば絶対に一万円の貯金が出来ます
  • 一時間節約すれば、一時間別のことが出来ます。
  • やれば絶対に成果が出ることを優先します

第二章 地味で大きい問題を解決します

  • 本当に掃除機を買えば家がきれいになるか考えます
  • 買った掃除機自体がゴミにならないか考えます
  • キラキラした問題解決の押し売りを拒否します

第三章 サバサバします

  • 自分自身にたいしてサバサバします。
  • 問題を口に出す前に解決します。
  • 理詰めで考えた解決策を重要視します

実は絶対にできることをやればよいという話は子供の時から聞かされています。
痛い言葉ですが、勉強すればそれなりに出来る
と言う事です。学校の成績が悪い原因としてはその人の能力ではなく
単にその勉強に労力を振り向けていなかったというだけです。
では、労力をなぜ振り向けていなかったのだろうか考えてみます。
勉強より遊びが楽しいからでしょうか? これは誤った分析です。
実は、真剣に取り組むことから逃げているからです。
勉強は真剣に取り組むことが要求されるが
遊びは真剣に取り組まなくても良いという逃げ道があるからこちらを選択するわけです。
これが分かる理由としては、音楽教室やリトルリーグとかボーイズリーグなどのスポーツ
将棋教室を考えると分かります。これがは勉強ではないが、勉強と同じくらいストイックに行わないといけません。
勉強だから、娯楽だからと言う部分じゃなく
真剣だから、真剣じゃないからと言う部分で考えられています。
家の掃除とか節約などの絶対にできる問題解決から逃げる理由としては
真剣にやらないといけないからだと考えます。
正直、昔からなんとなく逃げていた事なのでこれを習慣にするのは難しいです。
しかし、音楽やスポーツ、ゲームとは違って、節約や片付けはやれば確実にできます。
毎日8時間楽器練習しても著名なミュージシャンには必ずなることはできませんが
部屋のゴミを毎日片づければ、絶対に家はきれいになります。
節約したお金を貯金すれば絶対にお金が貯まります。
この絶対にできるという部分がある事で強い希望は持てると考えます。
だから絶対に貯金できるわけです。

無駄な自尊心と指導を止めれば貯金できます


無駄な行動の一つとして、無意味な戦いをすることがあります。
待っているときに割り込まれた、相手の不快な冗談、大切なものを粗末に扱われる
こんな、失礼とすることに対してあなたは戦いたくなるのではないでしょうか?
表面的にみると完全に相手が悪いわけですが、根本を見るとあなたが悪かったりします。
その大きな原因は二つあります
「自尊心」と「相手への期待」です。
だから、その二つを完全に捨てれば良いわけです。
自尊心とは横文字ではプライドです。これでなんとなく意味は分かったと思いますが
横文字と言う簡易な手段に逃げているので詳しく説明します。
自尊心とは自分は尊敬されるべきであるという言葉です。
他人は自分に対して尊敬や尊重などの配慮をするべきであるという言葉です。
相手への期待とは、周りはそう動くべきであるということを他人に期待することです。
自分は列に並んでいるので、他人にもそれを期待するというような考えです。
実は、その「自尊心」と「相手への期待」は悪影響しかないと考えてください。

第一章 自尊心を捨てると楽になる

他人から自尊心を傷つけられる行動をされた場合に多くの人は戦います。
不快であることを主張したり、場合によっては手を出すなどです。
このような行動は悪影響しかありません。
残念ながら自尊心を傷つけるような言動をする人は人間的に問題があります。
そんな、問題のある人に正論をぶつけても改善されることはありません。
残念ながら放置で良いのです。
ただ、そもそも自尊心と言う考えが無かった場合は、相手から何を言われても反応しません。
だから、傷つけられた自尊心を我慢するのではなく、そもそも自尊心を持ち込まないと言う事です。
あと、そもそも相手は攻撃する意図など無かったりすることもあります。
いわゆる「ハンロンの剃刀」と言う話です。
単なるミスをワザと攻撃したと勘違いすることです。
交通上のトラブルで「割り込まれた」と言うものがあります。
割り込まれた側は、わざとやられたと勘違いして怒りを覚えます。
ただ、割り込んだ側は、単なる安全確認のミスや運転スキルが未熟であっただけかもしれません。
相手は攻撃の意図など全くないわけです。これを攻撃と考えるのは単に「自尊心」の問題です。
だから、そもそも自尊心が無ければ何も問題は無かったわけです。

第二章 相手への期待を捨てます

相手への期待が高すぎると無駄な行動の原因になります。
先ほどの、道路で無理やり割り込まれたという話がエスカレートする原因は相手への期待です。
相手に対して悪いことをされたというアピールをすれば、相手が分かってくれると期待してくれると言う考えです。
まず、どうして相手への期待をしてしまうのかと考えてみます。
どうですか? 非常に謎じゃないでしょうか?
全く知らない人に対してどうして期待するのでしょうか?
理詰めで考えると完全に無駄な行動ではないでしょうか?
だったら、知らない相手に期待することは止めてください。
あと、家族や友人に対して過度に期待しすぎたらどうなるでしょうか?
こんなことをしたら、完全にウザい人認定されます。
ちょっとでもミスをしたら、改善するように指導する人は良い人でしょうか?
師弟関係ならそれもありかもしれませんが、そんな関係じゃ無ければ最悪だと考えます。
親子関係は師弟関係に近いかもしれませんが、それも幻想です。
親子と師弟の関係は全く違うと考えてください。だから、親子であっても指導は厳禁です。
この無意味な師弟関係を捨てるためには相手への期待を捨ててください。

第三章 ストレスの原因の100%は自分自身です

「怒り」は現象に感じますが、実は動詞です。主語が自分自身の動詞です。
だから、怒っているのは自分自身なのです。
馬鹿馬鹿しい話ですが、あなたが怒りたいから怒っているわけです。
主語が自分だから、確実に自分自身でやめられます。
第一章での自尊心、第二章での相手への期待を捨てるだけで怒りの原因は無くせます。
割り込まれたり、失礼なことや筋が通らないことを言われた場合に怒りを覚えるのは
あなたの自尊心への攻撃と
相手に期待してそれを裏切られた
のが原因です。怒りを覚えたくなければ、自尊心と相手への期待を捨てるだけです。
もちろん、社会が良くなるには他人を尊敬する必要や、他人が向上する期待が必要です
ただ、それらの問題はあなたが解決する最優先の問題ではありません。
仮に、変な怒りもストレスもない完璧な精神力を持っていれば皆のためにその問題に取り組んでください。
でも、自分自身の問題に悩まされているのなら、そちらを優先的に対策するべきです。
職場で不快な気分になると考えてみて下さい。
その原因が自尊心の傷つけや先輩への期待であるのなら、今回の方法で対策できます。
休憩中や飲み会などの仕事以外のレクリエーションでストレスになると言う場合なら
自尊心を捨てて、一人で休憩したり、飲み会に不参加などすればよいだけです。
後輩が仕事を覚えないでストレスになっているのなら、今すぐ期待を止めてください。
約束を守らない友人がいるのであれば、今から期待しなければ好いだけです。
悪いのは失礼なことを言う相手や約束を守らない人ではありません。
それによって自尊心を傷つけられたと感じるあなたです。
そして、勝手に期待したことを守らないと考えるあなたです。
あなたが勝手に感じて、勝手に怒っているだけなのです。
冷静に考えてください。感じる、期待、怒りは動詞です。そして、主語はあなたです。
あなたが感じ、あなたが期待し、あなたが怒るです。 そう全てあなたがやっていることです。
だから、止められるわけです。

まとめです

「怒りの洪水」って表現がありますが、誤解するのでやめてください。
まず、怒りの主語はあなたです。 怒って誰かを傷つけたのはあなたです。
洪水の場合の主語はどうでしょうか? はっきり言って主体がありません。
あるとしたら、自然とか宇宙の原理とかそういうものです。ただ、あなたでは無いことは理解できます。
怒りはあなたが行っています。洪水はあなたが行ったわけではありません。
だから、それを一緒にしてはいけないわけです。
洪水のように怒りを抑えられないなんて嘘です。誤った例え話に騙されているだけです。
その怒りを抑えるには、自尊心と相手への期待を捨ててください。
自尊心と相手への期待が強くなると、相手に指導したくなります。
この、指導と言う欲求が現れたら注意をしてください。
指導はウザがられます。理由は、そんなものを求めていないからです。
指導したいという気持ちは、需要から発生するものではりません。
一方的に供給側の考えです。供給が増えると物価が下がるのと同じで
指導に関する価値は低いわけです。大体の場合はゴミなわけです。
こう考えると、自尊心と期待は害悪しかありません。だから、今すぐ捨ててください。
そうすれば、無駄な行動が無くなり出費も減り貯金できます。


テレビやネットは希望や不安をあおります。
完全なる嘘は無いと思いますが、非常に珍しいことである可能性はあります。
そう、めったに起こらない事実を、よくある事実として伝えられることです。
希望を煽る例としては
FIREで早期退職して、資産運用だけで生活している。
フリマサイトを利用して自分の好きなものを作って売っている
高いランチを食べている。高級車を持っている
などです。
不安をあおる例としては
老後2000万円問題。
相続とか空き家問題
医療費が高くつく問題
新テクノロジーに関する悪影響
などです。
ただ、どうでしょうか? テレビやネットではお馴染みの話でも
家族、友人、知人、仕事仲間でこのような話を聞くでしょうか?
テレビやネットで見たという人はいると思いますが
交流関係でそういうことを体験しているという話は聞かないと考えます。

第一章 都市伝説

都市伝説ってご存じでしょうか?
私が良く聞いたのは、音楽著作権協会の暴挙の話です。
昔からやっているピアノバーに営業開始日から未払いの音楽著作権の使用料を請求されたという話です。
音楽関係の飲食店が高額な著作権料を請求されて廃業したという話です。
ただ、実際にそのような話を聞いたことはありません。
もし、本当にあるのなら、どこかの大都市のそのような情報が聞けると思います。
あー、あそこの店ですね。みたいな話です。
私もその話を飲食店でしたら、そこの店主が
「その話って都市伝説じゃないの?」
と言いました。その人も実際に音楽著作権協会に店を潰されるという噂話は聞いたことはあるが
実際に潰されたという話は全く聞いていないとのことです。
また、BGMとして音楽も流しているし、時々ライブをやっているが
騒音の苦情や物を売る営業の突撃はあるが、著作権協会は来たことは無いとのことです。
実際著作権協会は一年に一回程度、生演奏を提供するような店を訴えたという話をしていますので
嘘ではないですが、それほど周りが気にする程度の話ではないと聞きます。
ちなみに、小規模な飲食店であれば一か月の使用量は数千円なので最初から加入しているとのことです。
このように極端に頻度が低い問題も、よくある日常として勘違いされていることが多いです。

第二章 六次の隔たり

六次の隔たりという言葉をご存じでしょうか?
ものすごく単純化すれば、友達の友達を6回たどれば
誰でも、ビルゲイツやイーロンマスク、ウォーレンバフェットとつながるって話です。
先ほどの廃業したピアノバーのような話も、「六次の隔たり」によって
具体的な話として聞けるわけです。
職場で聞いても、「あー、新宿8丁目のあのジャズクラブね」って話になるはずです。
ただ、そのような話を聞けないということは事実であっても非常に微小な事実である可能性があります。
老後2000問題にしても、本当に問題なら交流関係で聞けるはずです。
祖父母の空き家が崩壊して隣の家に賠償を支払ったという話も、交流関係では聞きません。
大企業の社長、FIREした人、不動産で不労所得を得ている人
LGBT、身体障碍者、反社会勢力、銀行員、芸能人など
知覚できる六次の隔たりを使ってもそれほど見つけ出せないと考えます。

第三章 別経路で再確認する

テレビで情報を得た場合は、交流関係に話を聞いてみて下さい。
テレビでスマホが良いと聞いたら、周りに話を聞いてみて下さい。
知らねーよって言われたら、現時点では導入は早すぎると考えてください。
遠い交流関係のテクノロジー好きが使っていると聞いたら、まだまだ、テクノロジストの玩具と考えてください。
ファッション好きな友達の友達が使っていれば、感度が高い人が見た目で導入していると考えてください。
友人から聞いた話も、別の「六次の隔たり」を使って確認をしてください。
それで似たような話を聞ければ、その情報を元に行動しても良いと考えます。
私が高校生の時に聞いた話ですが
ある親御さんが子供から、みんなこんな靴を履いているから欲しいと言われました。
しかし、その親御さんは靴を買う前に、実際に学校に行き下駄箱を見に行きました。
でも、普通なスニーカーばかりで、子供が欲しいと言っている靴はごく少数でした。
この話も、息子のごく狭い関係を全てだと思うことを疑う事から始まっています。
そして、このような間違えが普段の生活から起こっているわけです。
だから、情報に反応する前に、情報は別方向で確認してください。

第一章 都市伝説

  • 都市伝説は本当なのかと疑います
  • その出来事が実際にあったのか聞きます
  • マスコミのレアケースには反応しない

第二章 六次の隔たり

  • 友達を6回たどれば有名人にたどり着ける
  • 六次の隔たりで聞いた話は信ぴょう性があると考える
  • よくある事実と思い込むのを止める

第三章 別経路で再確認する

  • マスコミと交流関係のダブルチェック
  • 交流関係に聞いて知らないと言われたら導入は避ける
  • 二つの交流関係をチェックに使います

今現在、ChatGPTというAIチャットボットが流行しています
昨日、テレビで特集をやっていました。
この場合に、友人知人に話を聞けば今の普及率が分かります。
私の場合は、一次のつながりで8割の方が実際に使ったことがあると言っていました。
ただ、実際の仕事で使っているかと言われたらそれほどでもないと言われました。
確かに、GhatGPT単体では面白いですが、仕事で使うかと言われたら、疑問に思ったり
とりあえず、使い方を模索しているという話です。
これなら、特に興味が無ければ様子を見る程度で良いと考えます。
把握していないご先祖の家が倒壊して損害賠償って話も
テレビのニュースやネットでしか聞きません。当然、自分の家族ではないし
それで苦しんでいる交流関係も聞いたことがありません。
FIREをして金銭的独立をしている人も交流関係では聞きません
興味があってFIREについて調べたり、投資をしているという程度の人なら聞きます。
このように、マスコミだけで煽っている話の殆どは生活には実害が無い話であり
特定の交流関係が騒いでいる問題も、別の交流関係では全く意識していないということもあります。
あなたの不安を煽るという意味では検索エンジンの構造も問題です
仮に老後2000万円問題についてググったとします。
そうすると、あなたの不安を煽るニュースやブログばかり検索されます
検索エンジンはあなたが信じたいことを増幅する仕組みになっています。
あるものが欲しいと思えば、強烈に欲しくなる方向に
あるものが怖いと思えば、強烈に怖くなる方向に向かっていきます。
だから、意識すればするほど考えが極端になります。
ここで重要なのは、複数の人間系を使って再確認することです。
本当に重要なものなら、複数の人間関係で同一の見解があります。
スマホが重要なのは複数の人間関係で所有しており、実際に使っているからです。
食器洗剤は重要なのは、複数の人間関係で全ての人が使っているからです。
ただ、野菜が洗える食器洗剤は、複数の人間関係ではすべての人は使っていません。
一部のマスコミや、その手の商品に引っかかってしまった特定の集団だけです。
この場合は、自分自身の生活に、洗剤で野菜を洗うことは考えなくて良いわけです。
人が問題に思うのは、それが問題だからではありません。単にそのことを知ってしまったからです。
だから、知った場合でも複数の人間関係を使って情報を再確認してください。
そうすれば無駄な行動と出費がなくなり貯金が出来ます。

期待するのを止めると貯金できます

人が無駄なことを考えたり実行する原因の一つとして期待があります。
まず、物事について期待する癖があると非常に疲れます。
疲れるという事は労力を使うという事です。
労力を使うためには時間やお金が必要です。
そう、期待することであなたの大切な時間とお金が奪われるわけです。
だから、まず考えるのは期待するのを止めるという言葉です。
ただ、具体的に期待とは何か?ということが分からないと思いますので後で説明します。
ここでは「期待」と言う言葉をブラックボックスとして考えてください。
期待で最も悪影響を与えるのは、裏切られた時の怒りです。
何かに期待したのに裏切られたから、それに対して怒りを感じるという事です。
仕事を便利にするためにパソコンを買ったが、そうならなかった
ダイエットのためにロードバイクを買ったが、そうならなかった
あの人は約束を守るだろうと思ったが、約束を破られた
今までより安い工具を買ったが、すぐに壊れてしまった
子供の教育費用をかけているが、成績が悪くなった。
これらの問題の原因は何にあるでしょうか?
パソコン、ロードバイク、約束を破ったあのひと、安い工具、あなたの子供ですか?
これは強く否定します。それらは全く悪くありません。
悪いのはただ一つです。そう、あなたの期待です。

第一章 あなたの勝手な思い込みです

何かに期待したが、その通りにならなくて怒りを感じた場合
悪いのは、期待した何かではありません。
期待したあなたが悪いのです。
そして、期待を裏切られたあなたが悪いのです。
この原因としてはあなたが勝手に期待したからです。
怒りを感じたのもあなたが勝手にそのようなことをしたからです。
全て、あなたの思い込みなのです。
パソコンを買って使いこなしている人は、パソコンに期待などしていません。
確実に表計算やデザインが出来るから買っているわけです。
ロードバイクを買って続いている人は、ロードバイクに期待などしていません
確実に有酸素運動が出来る器具として考えているわけです。
確実に早く移動できる手段として考えているわけです。
これを実感するためにもっと確実なものを考えてみます。
料理をするために包丁や鍋を買う場合は、何も期待などしていないはずです。
買えば確実に料理を作ることが出来るわけです。
ここで、包丁で手を切ってしまったり、鍋を焦がしてしまった場合は怒りを覚えるかもしれませんが
決して包丁や鍋に対してではありません。この場合は確実にあなたの技能に欠陥がある事が分かっています。
だから、パソコンやロードバイクみたいに怒りが誤った方向に向くことはありません。
繰り返します。包丁や鍋には何も期待していないから、それに対する怒りは無いわけです。

第二章 世間はあなたに対して期待などしていません

冷たい言い方ですが、幸運な事実として受け取ってください。
世間、周りはあなたに対して何も期待など求めていません。
有名人やトップアスリートなどは例外ですが、その人たちでも私生活に関しては何も期待されていません。
テレビで面白かったり、歌が上手かったり、大会で優勝したりなどです。
そう、それらは例外として普通な人は何も期待されていないわけです。
だから、あなたも世間と同じように周りを期待しないでください。
昔の話ですが、隣の部署に出来る先輩がいました。その人にいろいろ有益なことを教えられましたが
その先輩は私の成長など期待していませんでした。ただ、聞きに行けばいろいろ情報を教えてくれました。
そう、教えてくれるが、私を無理やり教えようとはしていませんでした。
この、相手に対して期待しないという心の持ち方が重要であると考えます。
馬鹿馬鹿しいですが先ほどの例を逆に考えると
パソコン、ロードバイク、約束を破ったあの人、安い工具、あなたの子供などは
あなたに対して何も期待はしていないと思います。
だから、あなたもそれらに対して期待を持たないことが重要です。
理由は、期待していないのはお互い様だからです。

第三章 起こったことは事実だと思います

期待せずに事実を直視すれば怒りはありません。
もちろん限度はありますが、誰かに家を焼かれたり、家族に危害を与えると言う話は例外と考えてください。
先ほどの例だと
パソコンが役立たなかったのは、単に周りの流行に流されて買っただけとか
自分の業務がパソコンに落とし込めなかっただけかもしれません。
単にあなたにパソコンのスキルが無かったからかもしれません。
ロードバイクにしても、そもそもあなた自身が運動が苦手だったり
今あるママチャリもそれほど乗っていなかったという事実があるかもしれません。
このように、あなたの期待など関係なしに起こったことは全て事実だと認めてください。
そうすれば、期待することがいかに無駄だということが実感できます。
これだけの量を毎日手計算しているが、パソコンを使えば入力は必要だが計算は素早くできる
毎日運動する習慣があり、ロードバイクを買えばさらに運動が効率的になる
こう考えて買うのです。そして、これらの意思決定にはパソコンやロードバイクへの期待はありません。
買えば、思ったことが確実に実行できるという意志のみがあるわけです。
投資の話ですが、出来る人は市場に期待などしていないと聞きます。
単に事実として未来に上がるか下がるかがあるだけとしています。
そして、負ける人は期待して投資するわけです。期待通りなら喜び、でなければ怒るのです。
投資が出来る人は、事実として値下がりすれば淡々と損切りをし、決めていた価格まで上がれば売るわけです。
これに期待は全くありません。
あるのは、そうなったから売るという事実だけです。
このように、期待せずに起こったことを事実だと思えば無駄使いが減り貯金が出来ます。

さいごに

交通事故の原因の一つとして、状況への期待があります。
見えないカーブの出口に危険が無いことを期待する。
歩行者が車道に飛び出さないことを期待する
自動車が自転車にぶつからないことを期待する
この期待が破られると事故になります。
だから、期待しないことが重要なのです。
もちろん、スポーツとかで勝利するためには何らかの期待は必要ですが
それは、その分野に特化したことだと考えてください。
草野球で強い選手も生活や仕事ではその期待を持ち込まないわけです。
生活や仕事では確実なことを積極的に選び、期待する事は避けるわけです。
材料が確実にその日に到着するが、朝一に到着するかは分からないという場合では
その日の朝に到着することは期待です
次の日に材料がある事は確実な事実です
期待する人は当日の朝一に材料が来る前提で仕事を組み立てます。だから、場合によっては失敗します。
期待しない人は翌日に確実に材料がある事を確認して仕事を組み立てます。万が一、材料が前日にないことが分かれば別の仕事の予定に切り替えるかもしれません。
人気のレストランに行く話でも期待は悪です。
確実に食べるために朝早く到着するのは期待しない方法です。
昼くらいに食べられるかもしれないと思って出かけるのは期待する方法です。
こう考えると、世の中は、期待する人が多いと考えられます。
だから、期待せずに確実なことだけに手を出す人が余裕が生まれると考えます。
他には期待することは良い事と勘違いさせる原因としては
何かを信じることは良い事と言う刷り込みです。
もちろん、信じることは良い事ですが、期待が必要な物事を信じることは良くありません。
信じるのは確実なことだけにしてください。
コインの表が出る というのは期待です。
一方でコインは裏表のどちらかが半分の確率で出るというのは確実な事実です。
だから、コインの表が出ることを信じるのは止めてください。
ここで信じるのは、コインは半分の確率で表か裏が出るという事です。
もう、分かったかもしれませんが、期待するという行為はギャンブルと等しいです。
期待はギャンブルだから勝ち負けがあるわけです。そして、負ければ怒りを感じるわけです。
だから、期待と言うギャンブルは止めてください。
当たり前ですが、ギャンブルを止めれば貯金が出来ます。

最大の投資術は節約術で貯金できます

投資で儲かると理由は分かりますか?
多くの人はわからないと思いますが、単純です。
それは、その行動を周りがやっていないからです。
少ない人がやっているからその行動に価値があるわけです。
かつての定期預金は年利5%程度の高金利でした。
その理由は皆はお金を消費していたからです。お金を預ける人は少なかったわけです。
そして今は、インデックス投資で比較的安全に投資できるとも言われています。
これも、あと数十年後には金利は下がると考えられます。
インデックス投資もかつての定期預金と同じで投資する人が貴重だから金利が高いわけです。
今ではオンライン証券やNISAやIDECOと言った制度で皆が投資しています。
そうすると投資という行動に対して価値が無くなるから得られるものも少なくなるわけです。
一方で節約術は100%の人が同じことをしても全員のリターンは変わりません。
一ヶ月に全員が1000円の節約をしても、お互いの価値が下がるわけではありません。
だから、私は最大の投資術は節約術と考えます。

第一章 投資家すらコスト重視

インデックス投資という方法があります。
格付け機関が景気をはかる基準として上位の会社のランキングを公表しています。
日本だと日経225、アメリカだとスタンダートアンドプアーズの500、ダウ工業平均などです
それらの平均をインデックスと呼んでいます。ランキング上位の株を持ち続けるという投資がインデックス投資です。
インデックス投資は専門家もリスクある予測も不要です。また、売買回数も少ないため手数料も低いです。
実はこの低コストのインデックス投資は、コストを掛けて積極的に市場予測する方法より勝っています。
そう、投資の世界でも勝つのはコスト重視な戦術です。
だから、私達も生活や仕事でコストを強く意識する必要があります。
コストを意識することはつまり、節約術です。

第二章 そのガムは味が無いですか?

私の持論ですが、飴よりガムを楽しめる人の方が節約の本能があると考えます。
飴は溶けたらそこで終わりです。楽しめる分量が決まっています。
一方でガムは、終わりを自分で決めることが出来ます。
すぐに捨てることも出来ますし、長時間楽しむことが出来ます。
すべての物事をガムを長く噛むように楽しむと節約できます。
映画のDVDも何度も楽しむことが出来ます。
ボードゲームやテレビゲームも何度も遊んで極めることが出来ます。
近場の散歩も一生飽きずに楽しめます。
今、何か欲しいと感じたら、一番最後に買った物の味が本当に無くなっているか考えて下さい。
極端かもしれませんが、将棋が飽きたという話も変です。
あのゲームはまだ、全てを解明されていないはずなので、ガムに例えればまだまだ味が残っています。
近場の散歩道にもまだまだ、知らない何かがあります。
そして、一年後には今では考えられない変化があります。
ボードゲームが飽きたという人は、必勝法を見つけているのでしょうか?
世の中すべてのものは、ガムのようなものです。
味がないと決めつければそこで終わりです。
しかし、実際は味は残っています。

第三章 冷静に観察で節約できます

自転車やクルマのタイヤやブレーキみたいな壊れたら死ぬもの
病気など健康にかかわるものは例外として
全てのものは、壊れてから買い替えるという考えで節約できます。
テレビがデジタルに変わるから映らなくなるで焦った人は要注意です
高価なテレビを買ってしまったり、急いで詐欺営業で工事してしまったりします。
これも、焦らずに何が起こっているか観察して対処すれば良いわけです。
最悪、テレビが映らなくなってから考えても良いわけです。
クルマのタイヤが走行中に故障したら死にます。誰かを殺します。
でも、テレビが映らなくなっても死なないし、誰も殺しません。だから焦らないで下さい。
電話もこれからデジタルに変わると言われています。
これも、冷静に対応して下さい。正解を言うと、利用者側は何もしなくても継続して使えます。
ただ、仮に、使えなくなったとしてもNTTに連絡すれば原因を教えてくれるし
その前にNTTから対応方法のお知らせが絶対に来ます。
あせって、「NTTの方から来た」という怪しい人の話は聞かないで下さい。
最初に、タイヤや健康の話をしましたが、どちらかというと
それらの出費は渋る傾向にあります。
古いタイヤを使い続けたり、歯が痛いのを何年も我慢するなどです。
これは、笑ってしまう話です。テレビや電話は使えなくなってから考えて良いですが
タイヤや歯は使えなくなる前に対策して下さい。
冷静に観察することが出来れば、不要な心配で浪費しません。
そして、タイヤや歯にお金と感心を向けることが出来ます。

さいごにです

質問です。2つあります
使っているスマホはなんですか? そして、使っているタイヤはなんですか?
ほぼ全ての人は、スマホは言えるが、タイヤは言えないと考えます。
この場合、考え方を変えて下さい。
タイヤって、走行中に壊れたら誰かが死ぬ可能性が高いです。
人を轢き殺して7時のニュースの話題になるかもしれません。
一方で、スマホが壊れても人は死なないし、7時のニュースで放送もされません。
こんな違いがあるのに、世間の感心はタイヤよりスマホです。
正直、スマホなど壊れてから考えれば良いわけです。
普通な人なら、連絡が取れなくなっても笑いながらごめんなさいで対応可能です。
タイヤが壊れて誰かを殺した場合は笑って対応など出来ません。
極端な例かもしれませんが、ここで考え方のミスがあるわけです。
ほぼ全てのものは事が起こってからの対応で十分です。
いわゆる後手対応です。後手というと嫌われますが、本当に嫌われるのはタイヤの例程度です。
タイヤとかブレーキ、自動車や自転車、体の痛みや健康などは例外として
それ以外は起こってしまってからの対応で十分です。
投資を考えている人は、まずは節約を考えて下さい。それが最大の投資術です。
これで、貯金が出来るようになります。

平凡は創造的だと考えると貯金できます

平凡な生き方を問題だと思う人は多いです。
実はこれは間違えです。平凡と創造は対極だと思われます。
しかし、平凡って創造的な活動だったりします。
刺激が足りないから平凡から逃げるじゃなく
平凡を追い求めて刺激を得るということです。
さらに平凡は生活をシンプルにします。
持ち物も少なくなり、買い物も少なくなります。
だから、出費も減って貯金できます。
投資の世界でも勝率が高い方法としてインデックス投資があります
株式指標、つまりインデックスと同じ銘柄を買うだけです。
他の投資方法と比べて華がありません。平凡です。
そして、インデックス投資という考え方は非常に創造的です。

第一章 平凡は難しい

ターゲットスポーツというジャンルがあります。ダーツとか弓道、アーチェリー、ボウリングなどです。
それらの競技って非常に単純です。そう、同じことを繰り返せば高得点が出せるわけです。
ただ、単純であるから創造的ではないとは言えません。
それらのスポーツに詳しくなくても、ボウリングや弓道が簡単であるとか、創造的ではないとは言えないと考えます。
だから、刺激を求める方向を派手にするのではなく、平凡な創造性を求めて下さい。
音楽の世界でも多くの人は平凡な方向で極めています。
ミスなく楽器を演奏できるように練習しているわけです。
野球とかテニスなどの複雑な競技でも、淡々と平凡なことをミスなく出来る練習をします。
このように平凡って非常に創造的だと感じてください。
そして、平凡は極めることが出来る技術技能であるわけです。
既に作曲された音楽を演奏するのは創造的ではないは間違っていると考えます。
あまり権威の力を使いたくないのだが、伝統的な音楽大学ではクラシック音楽の演奏を研究しています
バッハとかベートーヴェンなどを演奏して研究するわけでは
それを単なる真似事で創造的ではないとは言えないと考えます。
相当困難で難しい道です。
まずは、この章で、平凡に対する間違った考えを意識してください。

第二章 極められそうな平凡を見つけます

アクティビティと言うと、リゾート地での何とかダイビングとか
過激なエクスストリームスポーツを想像されると思います。
もちろん、間違えではありませんが、刺激は身近にあります。
まずは、学校で習った勉強です。多くの人は分からない部分が残っていると考えます。
その中で自分が一番楽しかったと思うことを復習してください。
昔の教科書や子供が要らなくなったものをもらえば無料でできます。
分からなければ、ググれば問題の解き方が解説されたページを見ることができます。
ボウリングとかダーツのように安く始められるスポーツもお勧めです。
楽器ならギターがお勧めです。中古品が多く、ネットに好きな音楽の楽譜が載っています。
友人が言うには、情報源としてはピアノよりギターのほうが豊富とのことです。
たしかに、地元の書店でもギター入門本は確実にあります。
絵をかいたり、スマホで写真を撮ったり、料理を作ったりと
日常の平凡の中に創造的なものごとが大量にあります。
俗っぽいテレビ番組やポピュラー音楽だって創造的です
アニメシリーズを何度もローテーションして細かいところを知っている
カップラーメンは全て食べているなど
平凡を創造的にできます。
大ファンだというアーティストの楽曲の歌詞も暗記している人は少ないと考えます。
そう、極められていない平凡が大量にあるわけです。
もっと地味ですが、パソコンのタッチタイピングや早いフリック入力だって極められます。
こんなところにも創造的な世界があるわけです。

第三章 極めている人は平凡です

物知りで博識な人って初見では面白い人だと感じます。
しかし、何度も会っていると急に面白くなくなります。
理由は、何も極めていないからです。悪い例えだと雑誌のようなものです
雑誌って読み終わったら捨てられる運命です。物知りで博識な人も同様です。
一方で極めている人は、それほど博識ではありません。どちらかというと知らないことが多いです。
そして、深い知識だけが丁寧に頭の中に収納されています。
極めている範囲であれば、周りが必要とする実用的な知識を口にします
決して、博識な人が言ううんちくの類ではありません。
持ち物も少なく、良い物を厳選して持っています。
本など大量の蔵書をもっている場合も本だけが整理されて棚に入っています
決して、不要な書類や道具、ゴミが本棚に一緒に入っていることはありません。
お金という意味では多趣味な人って出費が少ないです。
その理由は、無駄な出費をしないという理由もありますが
それよりも、極めていることが平凡だからです。
平凡なものは世の中にありふれているので安いです
そして、平凡なものは作りが単純なのでそもそもが安いです
何か創造的でないと感じている人は、今ある平凡を見直してください。

まとめです

第一章 平凡は難しい

  • 難しいことは平凡です
  • 平凡を極めると非凡です
  • 多くのことが平凡です

第二章 極められそうな平凡を見つけます

  • 非凡な遊びを探さない
  • 平凡なことは飽きません
  • 好きなことでも極める余地がある

第三章 極めている人は平凡です

  • 極めている人は平凡です
  • 平凡な人は重宝されます
  • 平凡は安いです

十徳ナイフって知っていますか?
言い方が古臭ければ、スイスアーミーナイフとしてください。
十徳ナイフは便利で今でも売っています。
ただ、使ったことがあれば知っていると思いますが、それぞれの機能は使いにくいです。
切りにくいナイフやハサミ、回しにくいドライバーやレンチなどです
ただ、持ち物としては何か魅力があります。これが平凡ではない刺激的な物です
反対に普通なドライバーやナイフ、ハサミは平凡です。
平凡ですが、圧倒的に使いやすいです。
人生も十徳ナイフみたいに刺激的だがすべてが中途半端だと無駄な時間を過ごしてしまいます。
だから、単品工具のようにその分野で価値ある人生で節約をしてください。
是非、自分の人生が十徳ナイフでないことを振り返ってください。
そうすれば無駄なことをやらなくなり、貯金が出来るようになります。

気持ち悪いと言う直感で貯金できます

皆さん、交流関係で何か気持ち悪さを感じる人がいませんか?
現時点では実害は無くても直感的に気持ち悪さを感じるなどです。
残念ながらこれには絶対的なマニュアルがあるわけでは無いのですが
具体例を出してみます。と言っても、この例は単に私の経験であり、絶対的な指針ではありません。
私が感じたのは、久々に会った時に何かバカにした感覚がうっすらと感じられる人です。
親しく話しかけてくるが、その裏には見下している何かを感じることです。
試してみましたが、正直言語化や仕様としてまとめるのは難しいです。
別の方法でも試してみましょう。
ある人とストレスなしに楽しく会話できる人がいる一方で
話していると微妙にかみ合わなくてストレスになる場合が無いでしょうか?
その感覚です。これが、直感的な気持ち悪さと言う事です。

第一章 三振が無い野球

投資家のウォーレンバフェット氏の話で
投資は野球より簡単、三振が無いから得意な物以外は永遠に見逃せる
と言うものがあります。
交流関係も投資と同じで、三振が無い野球だと思って対応するわけです。
先ほどの何か気持ち悪さを感じる人は積極的に相手をしなければ好いわけです。
別に絶交とか口を利かないという意味ではありません。積極的に付き合わないと言う事です。
偶然、近くて会ったとしてもあいさつ程度で退散すればいいわけです。
逃げるというと負けた感じがしますが、人生と言う広い視点で見たら勝っているわけです。
見ただけで最悪だと思う人がいたとします。もちろん、話しかければいい人かもしれません。
でも、直感を信じて見逃せばよいわけです。
ここで一番愚かなのは、そういう人を積極的に攻撃することです。
これは全くよい事がありません。絶対にやってはいけないわけです。

第二章 チャンスと言うバスはまた来る

野球は三振があるから、あまり得意ではないストライクでも打つ必要があります。
ギャンブルの場合は得意か分からない状態で賭ける必要があります。
これらの考え方は、チャンスの神様です。
神様には前髪しかありません。だから、見たらすぐに捕まえるわけです。
後から捕まえようとしても無理です。
一方で、チャンスと言うバスはまた来るという考えもあります。
投資の場合は今を逃しても、似たような次のチャンスがあります。
ポーカーをギャンブルとしてプレイする場合は、参加料は無駄になりますが
手札が悪ければ下りれば良いわけです。良い手札だった場合だけ、掛け金を上げてゲームに参加すれば良いのです。
人間関係も、チャンスと言うバスはまた来るという考えが良いです。
だから、少しでも気持ち悪さを感じたらバスには乗らないほうが良いわけです。
ここで、皆さんの過去でこんなことが無かったでしょうか?
相手からの誘いを断った場合に「冷たいな」と言われたことです。
必ずあると思いますので、思い出してください。
次に、その「冷たいな」と言った人はあなたに対して暖かいでしょうか?
別にそんなことは無いと思います。あなたの知らないところで別の友人と楽しんでいるのでは無いでしょうか?
風の便りで結婚して良い生活をしていると聞いているかもしれません。
相手も結婚式の招待状を送らないくらい冷たいのです。そうお互い様です。
話を断っただけで冷たいと言われた場合は、罪悪に思わなければ良いわけです。
こちらとしては、そういう変な人を早く発見できた喜んでください。

第三章 投資も人間関係も確率の低いめぐり合わせです

株に限定しても日本では上場している企業が3000程度です。
皆さんがお金を出せば買える株は3000種類あるという意味です。
さらに、買う時期などを考えると、それ以上の可能性に増えます。
人間関係と言うことで考えると、小学校から会社で考えれば3000人位だと考えます。
この中から、楽しく役に立つ人間は何人でしょうか?
親友と言える人は数人、気持ちよく交流できる人は100人以下だと考えます。
そう、可能性は低いわけです。だから、少し気持ち悪いと思ったら見逃せば良いわけです。

最後に

チャンスの神様とチャンスのバスは可能性としては同じです。
であれば、バスの方を選ぶのが得策です。理由は単純です。
神様は見たらすぐに対応しないといけません。
バスは次に来ると考えて対策できます。準備が整っていなければ
整った後でバスを待てばよいわけです。 だから、チャンスの神様よりチャンスのバスなのです。
余談ですが、チャンスの神様って、怪しいビジネスの勧誘で使われます。
「今がチャンス、この後は契約できません」
これがポーカーだったら離脱すれば良いわけです。今の手札をあきらめても、次のゲームでまた手札がきます。
チャンスは一度しかない。正確には後知恵で「あのチャンスは一度しかなかった」
こんなのは間違えです。 チャンスは一度しかない の結末は
アホなチャンスに賭けた間抜け です。
ただ、アホなチャンスに賭けて成功した人はなぜか世間は評価します。
会社もそんな社員を評価します。これが間違えの元です。
本来なら、無謀なチャンスで業績を上げた人は、罰せられても当然です。
武勇伝で「不退転を示すために、上陸したら船を焼いた」と言う話があります。
征服者のコルテスの話です。これは会社なら、無意味に固定資産を「焼却」したバカ話になります。
だから、コルテス系の話は無視すれば良いわけです。正確には世界史の事象として頭に入れておけば良いわけです。
仲が悪かった同級生とは今は親友だという話など無いと考えてください。
そういう関係って突然に破綻する危険性があります。
良い人間関係って、嫌味も嫉妬も上下関係もありません。
約束を守らないとか道徳みたいな教育をする関係である場合は
もう、破綻していると考えます。異常な状態です。
それが、気持ち悪いと感じる人間関係だと考えます。
それを防止するために、話していて気持ち悪さを感じたら深入りしないことです。
人生は野球のように三振はありません。チャンスと言うバスも次も来ます。
一生で3000人位と出会いますが、全ての人と仲良くする必要もありません。
株の投資家もすべての銘柄を相手にしていません。
人間関係もそれと同じだと考えます。

決着の付かない話を無視で貯金できます


若い時にお金をもっと貯めておけばよかった
若い時に遊びすぎて無駄使いした
若い時に無駄な買い物ばかりしてしまった
こんな悩みの人は多いと思います。
私もそうでした。
もし100万円を投資信託に預け入れておけば複利で何千万になっていた。
昔から知っていたあの会社の株を買っておけば億り人になれた
こんな考えをしている人はいるのではないのでしょうか?
そして、今までの人生を無駄だったと総括してしまっています。
実はこれって、大きな間違えがあります。
と言っても、若い時に浪費することが良かったというつもりはありません。
では、何が間違っているのだろうか?
それは、過去の決断によって今必要なものが不足しているという事だけに注目しているからです。
決断が悪いのではなく、今必要なものが無いから悪いと思っているだけです。
そう、お金が足りないから、お金を増やす努力以外を無駄だと定義しているわけです。

第一章 すべての人は今ないものを欲しがります

仮に貯金をしまくって、今があるとします。
こんな人が言う悩みは、若い時に遊んでおけばよかったという話です。
周りの友達が楽しんでいたレジャーをもっとやっておけばよかったって話です。
定年退職して楽器を買ったが、全然上手く演奏できなくて放置しているって話も聞きます。
そして、若い時に楽器を練習しておけばよかったと悩みます。
投資の話でも、退職金で金融商品を買って損したって話もあります。
若い時に少額でも良いから、運用の方法を勉強しておけばよかった。
これで分かったと思います。
若い時に金を節約して老後を迎えた人は、若い時にその金で経験をすれば良かった。
若い時に浪費した人は、老後にもっとお金をためておけばよかったと悩む。
正直、同じことです。過去にどんな選択をしても、未来には選択していない方を悔やむわけです。
まず、認識することは過去の選択で今は貴重な何かを持っているという事をです。
若い節約家は未来にお金を残せます。
若い浪費家は未来に浪費した経験を残せます。

第二章 貯金をしていない人が多いという幸運

若い時にお金を取るか、経験を取るか
半々の選択肢に見えます。しかし、実際は貯金をしていない人の方が多いです。
これは不幸と言われていますが、幸運もあります。
それは、生産性を上げる知識が身についているという事です。
浪費した人は今はお金が無いですが、半端ない経験はしているはずです。
私の場合はガジェットとお酒が好きで昔からいろいろ買っていました。
今はお金が無いということで消費は減っていますが、過去の知識を元に楽しめていると考えます。
さらに、ネット通販で安く修理部品が手に入るので生活費が下がっています。
昔の浪費によって、修理する技術が身についているわけです。
最近ではロボット掃除機のバッテリー交換を3000円で済ませました。
もし、サービスに送り返していたら2万円程度の費用が掛かっています。
他にも知識によって得をしていることが多いです。
そう、私自身はお金が無いと悩んでいるのに
過去の浪費による知識でお金を節約できていたという事実が見えていなかったわけです。
友人の例では、あるAV機器の電源が故障して困っていると言っていました。
製造元に問い合わせても電源のACアダプタは製造していないから修理できないと言う話です。
でも、電気関連の知識があれば同じ電圧と電流を満たす電源があれば、それで直せるわけです。
500mAの電源が壊れたけど1000mAの電源は大丈夫なの? って間抜けな質問は知識があれば決してしません。
ちなみにその友人はお金はそこそこ貯金している人です。
こういう事です。貯金をしていない人が多いという事は
その代わりに何らかの生産性と言う知識を持っている可能性があるという事です。

第三章 お金か知識かは決着つきません

お金が良いか知識が良いか?
この問題は決着はつきません。理由はどちらも将来の悩みになるからです。
だから、このような話は一般ではしないことをお勧めします。
研究のテーマにして発表するという事なら問題は無いですけど。
過去の決断でお金が足りない
過去の決断で知識と経験が足りない
どちらが良かったか?と問うとお互いに無かった方を欲しがると考えます。
だから、単に今から行うことは過去の行為の決着ではありません。
まず、過去の選択は素晴らしかったと考えてください。
節約してお金が多いことは素晴らしい
若い時にお金を使って知識を得たことは素晴らしい
と思います。
そして、未来に向かって不足している物を手に入れるわけです。
さらに、未来まで待って良かったことも多いです。
仮にお金はあるが知識が無いとします。今はやりのプログラミングを習いたいとします。
今なら、金を払って『テックキャンプ』にでも申し込めば覚えることが出来ます。効率よく金で解決出来ます。
一方で知識はあるが金は無いという場合も同様です。
いまなら、金利ゼロでローンを組むことが出来ます。金利が安いので昔より安くお金を借りられます。
昔より中古市場が充実していますので昔より安く物を手に入れられます。
そう、金が無くても知識や経験が無くても補うことが出来るわけです。
ここで重要なのは、過去と言う決着がつかない話を無視することです。

まとめです

よくある、過去のことを考えるなと言う話がありますが、それは間違えです。
私が言いたいのは、過去の決断について悩まないという事です。
決してその決断を忘れるという事ではありません。
絶対に間違っている話としては
過去の失敗は糧になると言って忘れることです。
この話はよく聞きますが、全くよい事はありません。
過去の話を糧にするとは忘れるという意味ではなく、鮮明に思い出すと言う事です。
実は私は5年前にミニマリストを目指しました。
使っていない物を全て処分して新たな生活をするという考えです。
それで物が減りましたが、お金も半端なく減っていきました。
ここでミニマリストの考え方は間違っていると気が付きました。
もちろん、集中して物事を考えるという力はつきましたが
買ったものを手放すという行為は将来それを無料で使えるという機会を捨てていると言う事です。
今私はロードバイクにまた乗りたいと思っています。
ただ、過去に1万円で手放しています。
これも、分解してどこかのしまっておけば、今でも無料で楽しめたわけです。
この間違えは無駄ではなくこれからの方向性を決める知識として使えるわけです。
ミニマリストと言う決断で過去に物を売ってしまったことに対しては決着はつけられません。
しかし、今どうするかという部分は対応できます。
私の場合は
物はダメだったらすぐに手放すが、本はできるだけ蔵書として持つようにする
と考えています。
理由は、本は一度だけ読んでも頭に入らないのでこれから何度も繰り返し読む必要があるためです。
このように過去の善悪は決着を付けずに、現在はどうするかを考えるわけです。
そうすれば、過去の出費は解決できませんが、現在の出費は少なくできると考えます。
当然ですが、未来の出費も減って貯金できるようになります。

何をやっても文句は言われると考えると貯金できます


皆さん、物事をよりよくしたいですか?
当然だと言われそうですが、お金を貯めるという意味では間違っています
まず、物事を良くしたいという探求心は悪い事ではありません。
経済学でも言われていますが、物事をよくする、つまり生産性を上げないと経済は発展しません。
これは事実ですが、いわゆるマクロの視点です。そう、全体的な視点です。
しかし、ミクロの視点、個別な視点で考えると非常に高い労力になります。
ではどうするか? そう、「これで良い」という点を自分で定義することです。
分かりやすい例として自転車のメンテナンスについて考えます。
ロードバイクなどのレースやツーリングを行う人は「これで良い」と言う点が高いです
一方で、実用車を通勤の足として使っている人は「これで良い」と言う点が非常に低いです
自転車愛好家は壊れる前に部品を交換するが、普段使いの人はパンクしてから考えるわけです。
チェーンだってさびて伸びまくっています。でも気になりません。ただ、愛好家からみたら酷い扱いです。
これだけ聞くと普段使いの自転車は問題あると言われそうですが、実はこちらの方が生活と言う意味で良かったりします。
理由は、普段の問題が全くないわけです。それによって仕事や生活に問題が出るわけではありません。
自転車に関しては「これで良い」という視点が非常に低いわけです。

第一章 無意味に「これで良い」のレベルを引き上げません

先ほどの自転車をメンテナンスすると考えます。
少しでも異音がしたら部品を交換すると考えます。そうすると何が起こるでしょうか?
ほぼすべての回転する部品を交換したくなります。ハブベアリング、ボトムブラケットです。
そうするとブレーキの事とか、チェーンの事とか気になってきます。
確かに自転車にとっては良い事ですが、生活と言う意味では余計な神経を使ってしまう問題が発生します。
自転車以外も物事って目の前の問題を解決すると、第二の問題が第一の問題に浮上します。
だから、何をやっても満たされないわけです。
あと、自転車の場合は最高の手段で問題が解決できます。
それは、定期的に新車に変えることです。どこかがガタ来たら新車に変えれば問題は全て変わります。
しかし、物事全ては自転車のように古い物を捨てて新しくすることなどできません。
なので、出来ることは「これで良い」と言うレベルを引き上げないことです。
自転車でいうと、パンク修理やチェーンへの給油はするが、それ以上はやらないと決めるわけです。
仕事で提出する書類も完璧な物ではなく、上司が求める最低限の基準を満たせば良いわけです。
具体的には、期限は守るが無理に早くしないとか、上司が求めていない過剰な装飾はしないなどです。

第二章 ノーマル状態で製品を利用してみます

物を買った時に関心ある分野程、物事が気になります。
自転車は好きな部品でカスタムするのに、クルマはそのまま乗るとか
パソコンはカスタムするが、自転車は整備しないなどです。
この、自分か関心を示している分野に関して、工場出荷時のノーマルで使ってみてください。
別に最後まででなくても、最初の数か月だけ工場出荷時の仕様のまま使ってみるなどです。
そうすると、分かることがあります。
カスタマイズするのは必要ではなく、好きでやっているという事がです。
自覚するのはその点です。まあ、大好きな趣味ならそれが分かったら思いっきりカスタムしてください。
一方で、仕事とか生活などで無意味なカスタムやアップグレードをしている場合ならそれを我慢して放置してください。
目の前の現象を問題だと思うと手を入れたくなります。
だから、目の前の現象に反応しないようにします。
その目の前の現象に反応しない方法として、とりあえず製品をノーマルで使用してみることをお勧めします。

第三章 何をやっても文句は言われます

工場出荷時の製品をカスタムしたいという欲求は誰にもあります
もちろん、製品設計の段階でより良い物と考えて作られているのに
それに対する不満があるわけです。
そう考えると、私たちが何をやっても永遠に文句は言われると考えます。
これに対して、より完璧にしようと考えないでください。
完ぺきではないかもしれないが、現実的な妥協点を探ってこうしたと考えてください。
気持ち悪いかもしれませんが、そう思ったら関心のないものに対してどうしていたか考えてください。
クルマは工場出荷時のまま乗っている。自転車はパンクしたら修理する
パソコンも良く分からないけど壊れるまで使う
これらと同じことを、現在注力している分野で行えばよいわけです。
そして、自分がやったことに対して文句を言われたら、明らかな欠陥でない限りそうしたと明言してください。
反対に他人がやったことに対しても、特に問題が無ければ指摘などしないでください。
その両方の考え方で思考の無駄をなくすことが出来ます。

まとめです

何をやっても文句を言われる背景としては、何か意見を持たないといけないと言う圧力があります。
全ての事に対して意見を持ち、それに対して回答しないといけないという考えです。
今流行のChat-GPTに欠けるところもそれです。
Chat-GPTって、明らかに知らないことに対しても回答してしまう弊害があります。
これは、あとで人がチェックするという前提のChat-GPTだから許されることです。
もし、人間なら、分からないことや未知の事に対しては「知らない」と答える必要があります。
無知の知という言葉があります。自分の知らないことを自覚することです。
これが出来るからChat-GPTより人間の方が賢いわけです。
もし、人がChat-GPTみたいに何でも完璧にこなそうとしたら
全ての物事に関して永遠に探究して疲れてしまうと考えます。
今すぐ、不必要な探求を止めて、あえて自分はここで探求を止めていると宣言してください。
そして、何かやって文句を言われた場合は、特に実害が無ければ聞き流してください。
社内文書を作って、社外の人に理解されないではないか?と突っ込まれたら
「確かにその通りですね。ところで、その文書って社外の人に見られるのでそうか?」
と聞いてください。
私としては、社内文書に対して社外の理解を想定することが無駄だと考えます。
そして、そういうツッコみをしてくる上司や先輩は出来ない人ではないかと疑います。
あと、何に対しても探求してしまう人って悪い言い方だと依存性だと考えます。
だから、知性を持った人になりたければ、無意味な探求と言う欲求を止めてください。
酒、たばこ、食事の欲求を止められないと健康に悪いとされます。だから止めるわけです。
無意味な探求心もそれと同様です。そして、意味のない探求心を止めることで無駄な行動が減り貯金できます。

違う世界の人を相手しないと貯金できます


お金が貯まらない人は無駄をしています。当たり前です。
その無駄の一つは、違う世界の人を相手していることです。
いわゆるレベルが違う人を相手にしているということです。
簡単なチェック方法としては
あの人はこんな基本的なこともわからないと愚痴る
あの人はいつも難しい事を話してムカつく
こんな事は無いでしょうか?
そう、人間関係で見下されたり、見下したりすることです。
これが起こる理由は違う世界の人を相手にしているからです。

第一章 IQが20違うと対応できない

IQ,つまり知能指数が違いすぎると話が出来ないという事実があります。
ここでのIQは広く考えて、EQや運動神経、コミュニケーション能力などと考えて下さい。
それらの違いがありすぎると対応できません。
コンピュータサイエンスや法律などの専門外のテキストを読んで理解できないのは
本が悪いのでも、あなたが悪いのでもありません。書き手と読み手のレベルが違いすぎるのが原因です。
スポーツでも野球の打席に立ってそこそこ打つことが出来て出塁出来る人はレベルが合っています。
一方で空振りやまぐれ当りしかしない人はレベルが違いすぎるわけです。
これらを相手や自分の責任だと思うことは止めて下さい。
また、レベルが違いすぎる事は無理に攻略しようと考えないで下さい。
学校教育の仕組みが悪いのですが、一律に同じことを教えようとすることを正しく考えないで下さい。
仮に適切に教えることが出来れば、平均点は95点位で全員の点数がそのあたりでばらつくはずです。
クラスで野球の試合を開催してもプロ野球のようなゲーム展開が見られるはずです。
プログラミングの教室で全員が素晴らしいプログラマになるはずです。
でもそんな事はありません。

第二章 説明できないのは当たり前

出来る人はできない人に説明できるという考えは完全に嘘です。
先程の知能指数が違いすぎると話ができないということで説明できます。
算数や数学が出来る人は、出来ない人のつまづく意味が分かりません。
野球が上手い人は下手くそな人がどうしてボールを打てないか理解できません。
だから、説明の仕方が悪いからその事を真に理解していないとは思わないで下さい。
仮に出来る人は誰にでも説明できる世界があったとします。
そうであれば、英語も簡単に話せ、野球もそこそこ楽しめ、法律文書も難なく読む
決算書、古文、化学のデータシート、難しいゲームのルールなど
簡単に理解できているはずです。
でもどうでしょうか? そんな教材や教え方には出会っていないのでは無いでしょうか?
だから、あなたが自分の得意な分野を教えられないのは当然でありお互い様だと思って下さい。
あの、イチロー選手だって野球が下手くそな人がそこそこ楽しめるようにすることは無理だと考えます。
トップミュージシャンが下手くそな演奏をする人をよくすることも出来ないと考えます。
そう、説明できないのは当たり前だと考えて下さい。

第三章 環境が人の能力を作るは嘘

誰でも社長や政治家の椅子に座らせればそこそこの成果を出すことが出来る
こんな話を聞いたことがあります。ただ、これは例外だと考えて下さい。
何も能力が無い人が権力だけを得て良い成果が出ることの方が例外です。
サクセスストーリーとしては夢があるのでウケが良いだけです。
受け売りですが、アメリカのバスケのプロリーグ NBAの選手の出身を調査したら
多くは全米大学体育協会の選手であったと言われます。
家庭的に恵まれ、英才教育を受けた人がNBAの選手になるわけです。
ただ、イメージとしては、スラム街の貧困層がストリートバスケで勝ち上がったヒーローです。
これも無いわけでは無いですが、例外と言われています。
会社で偶然、異動が行われ異業種の職種で成功したという話も例外で
普通はこんな事が起こったら、仕事が合わなくて潰されてしまいます。
これからは人工知能だということで入門書を読んでも全く意味が分からない人は
その方面のセンスは無いと諦めるのが得策です。
少し説明を聞いただけで、バッティングが出来て出塁できる
コンピュータを操作してプログラムを組むことが出来る
クルマやオートバイで速く走れる
絵をうまく描ける、工作が出来る、彫刻が出来る
こんな人はその世界がに合う人です。。
一方で何か違和感があればその世界は向いていないということです。

最後に

難しい本を読めばその分野がわかる?
もし、それが正しければ学校の成績は全員が満点です。
では無いのであれば、自分のレベルに合わない難しいことは無理だと認めて下さい。
そんなことをしたら、世界は狭まると言われそうですが、それは間違えです。
それぞれの人の程度に合った理解できることは多く存在します。
古い話だが、バスケのトッププレイヤーであったマイケル・ジョーダンがプロ野球選手になったことがありました。
結果としてはよくありませんでした。
難しいこともやれば成果が出ると言うのは、あのジョーダン選手でも出来なかったわけです。
だから、違う世界の人を無理に相手する事は止めて下さい。
無理だし、時間やお金の無駄です。
他にもよく聞く話としては、どうしたらリッチな人が集まるパーティーに出席できるか?
というものです。あれも間違えで、パーティーに出たからリッチになれるのではなく
リッチだからそういうパーティーに出席出来るわけです。
そんなパーティーに一般人が参加するのはそれこそ、お金と時間の無駄使いです。
無駄使いを止めてぜひ、貯金できるようになって下さい。

当事者意識を持たないと貯金できます

 

当事者意識を持つことは重要だと会社の新人研修で習います。
一社員でも経営者の考え方を持つことです。
常にコストと広い視野でのビジネスを考えることを全社員に求めさせる考えです。
これは、社員のためではないことを意識してください。
そりゃ、これって、責任は大きく、給料は小さくです。
悪い例だと、コンビニのスタッフに売れ残りに対して責任を取らせるものです。
某飲食チェーンでバイトが皿を割った場合に弁償させるという話もありました。
それらは経営者レベルで吸収される話です。別の部分で大きく勝つために一部で負けるというわけです。
これが許されるのは、負けを吸収できるだけの勝ちがあるからです。
ただ、スタッフの場合は、負けは吸収させるのに、別の勝った部分を与えられないわけです。
バイトに負けを押し付けて、おいしい部分だけ経営者が手に入れることが出来るのです。
私もそうでしたが、そういう考えで洗脳されていたからあとで軌道修正が必要になるわけです。
これは正しいとか間違っているという意味ではありません。どちらも正しいのですが
お金が貯まるという意味では、下手に当事者意識を持たないほうが良いわけです。

第一章 アルバイトから重役は宝くじです

最初に、人生の逆転劇を宝くじやギャンブルに望まないでください。
100万円を大穴に突っ込んで未来に賭けるのは無謀です。
宝くじでは良い実験があります。YouTuberのヒカキンさんが300万円の宝くじを買ってどうなるかです。
当たったら高級腕時計を買うみたいな話を知っていますが、腕時計が買えるどころか、200万円の損をしたわけです。
あの動画を見ればギャンブルに人生を賭ける馬鹿さが分かります。
では、経営者の視点を持ったアルバイトの話です。
身近でアルバイトからその会社の経営者になったというサクセスストーリーを聞いたことがありますか?
言っておきますが、テレビや週刊誌やネットニュースの話ではありません。
実際に交流関係で聞いたかです。
残念ながら、私はいません。
そう、そんなことをしても、単に会社の便利屋さんとして人生を終えるわけです。
中堅企業なら、高学歴新卒社員が上司になり、あなたはアルバイトのままです。
さらに、自分自身がキーパーソンであるというのも妄想です。
だから、止めると言われても、飲み会一回でお別れなわけです。
そして、それほどあなたと言う戦力はそれほど必要でなかったということがわかります。
もちろん、アルバイトから重役と言う話はあります。
しかし、それは宝くじで高額当選する位の低い可能性です。

第二章 当事者意識を持たない人を観察します

アルバイトから重役と言う話を信じている人は、新人研修の洗脳にはまりやすい人だと考えます。
だから、経営者の特権を与えられないのに、経営者としての職務を果たそうとするのは止めてください。
だったら、経営や隣の部署の事を知ることは悪い事なのか? それは違います。
会社の経営状態や隣の部署、自分が携わっている製品の顧客についての情報を知ることは重要です。
でも、知るだけにとどめてください。
あまり、ことわざの類を出したくないのだが、ここで役立つのは「能ある鷹は爪を隠す」です。
知識と言う爪はあるが、職務を超えた部分では爪は隠すという事です。
極端な例ですが、前職がコピー機のサービスだったとします。
その場合でも転職先のコピー機を修理してはいけません。それは職務を超えているからです。
周りから言われても、メーカーが違うから無理とか、私はこの機種の担当ではなかった、部外者が触れると保証が無効になるなどと言って逃げてください。
自尊心も捨ててください。別のスタッフが修理に成功した場合も元サービスマンとしての劣等感を持たないでください。
嫌らしいですが、ここで重要なのはその修理したスタッフを凄いと褒めることです。これで、コピー機修理と言うババはあなたの手札から消えたわけです。
この、当事者意識を持たないという考え方は、周りを観察すると分かります。
コピー機が壊れた場合に周りを見ると
隣のフロアのコピー機を使っている。総務に修理依頼をしている。後輩に対応をするように促している
そう、デキると言われる人ほど、そんな対応です。
デキる人はある事を知っています。少なくともコピー機を直したところで評価されないことをです。
仮にコピー機を直せると分かった場合は、絶対に次から声がかかります。こうなったら終わりです。
仮に、コピー機の修理に半日かかったとします。その間、同僚は営業など仕事をしています。
あなたは半日分、営業の仕事が出来なかったわけです。
そして、同僚より成績が悪いと査定を下げられます。そう、全くコピー機の修理が評価されないわけです。
さらに、その状態でコピー機の修理を断った場合は、チームワークが悪いと評価が下がります。
どうでしょうか? 自分が出来るからと当事者意識を持ってしまうことは悪い事では無いでしょうか?

第三章 当事者意識は自分のために

会社のコピー機が良く故障する。社内システムのExcelが使いにくい。
それらはあなたが解決しないでください。仮にそうするように言われたとしても、社内で評価されないようであれば出来ないと断ってください。
万が一、会社が大きくなり情報部門や自動車修理部門などが出来たら、その当事者として力を発揮してください。
間違っても、営業成績で評価される立場であれば、その分野に手を出してはいけません。
当事者意識を発揮する唯一の時は、自分が確実に評価される時です。
それ以外は当事者意識を無くしてください。
私の好きな言葉として、好きをやらずに、大好きと必要に注力があります。
その好きを封印すると無駄な場所で当事者意識を出さなくて済みます。
機械いじりが好きなら、壊れたコピー機を目の前にしたら修理したくなります
でも、それは好きなことです。きつい言い方だと、単にあなたが好きなことです。
かといって、休みの日に趣味で壊れたコピー機を修理するほど大好きでは無いと思います。
であれば、やめてください。
そして、当事者意識を発揮するのは、必要と大好きなことだけにしてください。
そうすれば、自然と現在任されている範囲でのみ当事者意識が発揮されます。
そして、会社からも努力しただけ評価が返ってきます。

まとめです

当事者意識を無駄な部分に発揮させてしまう一番の原因は会社の新人教育です。
一社員でも経営者の視点を持つべきと言うことです。
確かに会社としてはうれしいです。低賃金で経営者並みの配慮をしてくれるわけですから。
ただ、周りを見てみて下さい。出来るという人ほど知らないということが多いと思います。
色々なことを聞いても、知らないというわけです。
でも、それをアホとかナイーブとか思ってはいけません。
実はできる人がナイーブに見えるのは、爪を隠しているからです。
当然、機械の知識があればコピー機やパソコンは修理できます。
しかし、それを修理したところで何も利点が無いことを分かっているわけです。
だから、知らないというわけです。
逆に少し知っているからと修理をしてしまう人ほど、バカでナイーブであると考えます。
デキる人は謙虚と言う考えも間違えと考えてください。
デキる人は謙虚などではありません。ゲームでいえばジョーカーのようないらないカードをプレイしていないだけです。
こう考えると謙虚という言葉が怖くなったと思います。そう、周りの謙虚を恐れてください。
野球のようなゲームは見逃す回数が決まっています。不得意だからと逃げていたら三振アウトです。
しかし、世の中の勝負は見逃す回数は決まっていません。
それどころか、ほとんどの事に手を出さずに見逃す能力こそが評価されます。
ここで重要なのは、積極的に当事者意識を持たないという事です。
そして、ここは必要だと思う時だけ当事者意識を強く持ってください。

一ヶ月の情報遮断経験で貯金できます


ネットがない昔から、超高速通信の現在まで生きるためには情報が必要だと言われます。
実はこれは完全なる間違えです。
理由は単純です。まず、人間は360度の情報を扱えていません。
非常に狭い視野に限定された情報だけを集めています。
そもそも、視野に入っていない情報は無視しているわけです。
映画のランキングが気になればそれを必要な情報だと考えます。
一方で映画などに興味がなければその分野は全く見えていないわけです。
この分野では皆さんは潔癖症なわけです。気になっているから重要だと感じているだけです。
仮に本当に重要なことであれば、あなたの関心など無関係です。
ネットの話に戻すと、昔は全く無く、その後、0.1メガ程度の遅い通信が普及しました。
今では光ネットで1000メガです。速度にして1万倍です。
だったら、人間の情報感度も1万倍になったかというとそんな事はありません。
正直、人間の能力はそれほど変わっていないわけです。

第一章 情報の断食

一ヶ月くらい、私的な情報を遮断してみます。
電話、メッセージ、メール、SNSなど一ヶ月間は使わないようにしてみます。
その間に交流会があれば、予め予約しておくか、断っておくかをして下さい。
毎週のように会う友人知人には、一ヶ月間は忙しいから会えないと伝えておきます。
テレビや雑誌、新聞も見ないようにします。
私はこれをやってみて、特に問題はありませんでした。
確かに世界の災害や紛争、殺人事件などのニュースは入りません。
でも、それらも不要だということが分かりました。
誰かが殺される話はよくありません。
しかし、私はそれを防止する事も出来ません。また、犯人は逮捕されているので私に対する実害もありません。
そして、その事件を今後の生活に活かす事も想像できません。
ちょうど今、日本代表が世界とスポーツで戦っていますが、周りが話題にしているから関心あるだけで気にしているだけです。
特にその情報を知らなければ、気にもしないと考えます。

第二章 自分の関心は世間の関心か?

世間が注目しているから、自分も関心を示さないといけない?
この理屈は完全に間違っていると認識して下さい。
自分が興味がるから物事に興味があるという考えが正しいです。
世間が注目しているからという理由で感心していたら
自分自身の心は世間に操作されています。
いま、サッカーの試合が注目されているから応援するは間違えです。
サッカーが好きだから応援する。仮に自分一人だけが好きでもという考えが正しいです。
これが好きだから買うは良いです。
でも、これを買ったら周りから凄いと思われるという考えは間違えです。
このように「自分の関心は世間の関心か?」
と言う疑問を持つと外部からの情報に操作されているということが認知できます。

第三章 必要と大好きな情報

私の方針である「好きなことをやらない人生は最高」
これは、単に好意を持ったことに飛びつかないことと言う意味です。
日本代表が活躍しているだけで、その競技に関心を持つということです。
もちろん、日本が負けろって意味ではなく、特にその競技やチームに思い入れがなければ
観戦や応援などしなくても良いということです。
もちろん、野球が大好きで、日本のチームがWBCの決勝で試合ということなら絶対に応援して下さい。
でも、大して野球が好きでないのなら、その事実程度を把握しておく程度で問題はありません。
仕事に関する最新情報は必要な情報です。これは当たり前です。
そのため、必要と大好きな情報のみに注力して下さい。
ただ、いきなり不要な情報を遮断するのも不要です
だから、一ヶ月の情報断食をして見るわけです
最初は禁断症状が出ますが、そのうち問題ないことが分かります。
丁度、今はWBCで日本代表が優勝した直後です。
当然、世間は熱いです。でも、一週間後には話題にすらなりません。
だから、WBC優勝を知らなくても長期的にみて困らないわけです。
人生でたった一ヶ月だけ情報を遮断してみて下さい。
その一ヶ月で世の中の大量の情報を無視できるようになります。

まとめです

第一章 情報の断食

  • 人生で一ヶ月だけ情報遮断
  • ニュースを遮断する
  • 連絡も遮断する

第二章 自分の関心は世間の関心か?

  • 世間の関心は自分の関心ではない
  • 心は世間に惑わされる
  • 自分の興味が全てと考える

第三章 必要と大好きな情報

  • 好きなことをやらない人生は最高
  • 流行に反応しない
  • 大好きと必要な情報だけ相手にする

私の考えでは、人が広い情報を欲しがるのは2つの理由です。
一つは360度、全方位の可能性があると考えていることです。
2つ目は知識を深めようとすると挫折するから、周辺に逃避するです。
学校の勉強や会社で必要とされる業務知識を深めるのは大変です
だから、何か別の知識を見つけて周りより上位に立つわけです。
ここでも、見つけた知識を深めようとすると挫折します。
だから、更に分野を広げてしまいます。
これは時間と労力の無駄です。当然、出費も多くなります。
この事実に早めに気がつくのが浪費を防ぐ方法です。
ここで役立つのが一ヶ月の情報遮断の経験です。
広く浅く情報を得なくても人生に全く問題が無いと認識することで
薄い知識を広く知る無駄なことを防ぐことが出来ます。
これで無駄な出費を防ぐことが出来て貯金が出来ます。

分からないを放置できれば貯金できます


お金を貯めるには無駄な行動をなくすことです。
無駄をなくすというとよく探して見つけると思うのは勘違いです
実は人の行動って多くが無駄です。そして、一部だけが役立つことです。
よくあるのが、分からないことを全て解決しようとすることです。
宇宙の神秘、高等数学、ハイテク機器の裏側、自動車の原理など
全てを知ろうとすることです。
ただ、それは間違えです。理由はそのようなことを相手する時間が人生には無いからです。
全ての知りたいを相手していたら時間が足りません。もちろんお金も足りません。

第一章 幼い人ほど多くを聞く

子供の時に何でも質問したいと思っていませんでしたか?
覚えていないのでしたら、周りの子供を観察して下さい。
何でも知りたがると考えます。
これは幼い人特有の問題が複雑に絡み合った結果です。
見たものは知りたくなる。
理由もないのに知りたくなる
扱える能力もないのに使い方を知りたがる
です。
ただ、少し年齢が上がれば目の前の課題に集中するので
色々知りたいという暇がなくなります。
学校の勉強、遊び、スポーツ、習い事の楽器演奏などに集中する必要があるので
周りの些細な疑問に反応する暇が無くなるわけです。

第二章 好奇心と集中力

幼少期の時に悪い癖がつくり理由としては
集中力の低さを、好奇心豊かな人と誤解されることです。
最悪なのは、広く浅く色々なことを知ると周りの大人はすごい人だと勘違いします。
正常な大人は物事にある程度集中しているので、全く知らない世界があります。
何でも知っている子供が、その知らない分野の超基礎的な話をしたら
凄い子供になってしまうわけです。
子供も、一つの分野に集中するより幅広い分野の簡単な知識を知るほうが労力が低いので
知識が分散します。そして、大人たちはそれを凄いと褒めます。
そんな子供は、浅く広い知識を身に着けた集中力がない人になってしまいます。
そういう人ってゼネラリストを目指せばよいのでは
そう突っ込まれそうです。しかし、ゼネラリストって博識とかクイズ王とは違います。
実はゼネラリストってある程度の厚みがある知識があります。
おおよそとしては、高校で文系と理系が分かれる前の学問の知識がそれなりにある人です。
目安としては新聞に載っている大学入試の問題が理解できて解ける能力があります。
話し戻して、子供の時に集中力を身に着けていない人は
役に立たない、幅広くて薄すぎる知識を知っているわけです。

第三章 本当の集中力

唐突ですが、皆さん 日本円を知っていますか?
当然知っていると答えますが、それが幅広すぎる知識への間違った道です。
まず、本当に日本円を知っている人は、事の経緯や特性を話せます。
人間としては大学の経済学で通貨に関する専門教育を受けた人です。
それ以外の一般的な人は、何となく日本で使えて価値交換できる媒体程度の認識です。
日本円を使っているのだが、それ自体は良くわからない状態であるわけです。
これだけだと実感できないので、パソコンやクルマは知っていますか?という質問にします。
これの場合は、「使っているが、中身はよく知らない」と答えられます。
自然にこれが出来ているということは、パソコンやクルマ、日本円に関しては
使うことに集中し、それ以外の知っていても役立たない知識は知ろうともしていないわけです。
これが、「分からないを放置する」ということです。
これが成長しても出来ないと、先程の何でも知りたがる子供のような大人が出来上がります。
そうなると悲劇です。さらに、そんな人は知らないことに関して劣等感を持ってしまいます。
別に知らなくても悪くもないことを知らないといけないと感じるわけです。
こんな事を感じたら、無限に知識を集める事になります。
労力も使うし、行動するためのお金も使います。
だから、貯金が出来ないわけです。

最後に

好奇心は良いことだと言われています
ただし、全ての好奇心が良いわけではありません。
好奇心には縦方向と横方向があります。
まず、無駄なのは横方向の好奇心です
いわゆる広く浅くというものです。
子供が見たものを際限なく質問するのが横方向の好奇心です。
一方で重要なのは縦方向の好奇心です。
世の中で評価されるのはこの縦方向の好奇心です。
数学に興味があれば、更に踏み込んでいく事が縦方向の好奇心です。
これのみが重要です。
縦方向の好奇心を向上させるには
横方向の分からないを放置する必要があります。
昔なら検索する労力が非常に高かったので自動的に無視されました
少し昔なら、わからないことはメモして自宅や学校でググる必要がありました。
今では、手元のスマホですぐにググれます。
このように横方向の好奇心を解決する手段が出来てしまったわけです。
だから、意図的に分からないを放置する力が必要です。
横方向の好奇心は無視して、縦方向の好奇心を満たせば無駄な行動が減ります
行動が減れば無駄な出費も減り貯金できます。

凡人は極度な集中で貯金できます


まず、質問です。あなたは凡人でしょうか?
もし、学生時代の試験で普通に90点以上取れて
周りの人がすごいという高校や大学に入学できた人なら違うと言ってください。
残念ながらそれ以外の人は凡人だと考えてください。
でも、自分が凡人だと再確認することは幸運です。
理由は、自分には才能があると思って
色々な分野の知識を身に着けようとする間違えを犯さないからです。
次に残念な事実として、だれでも幅広い知識を得ることが出来てしまう点です。
昔は、知識は一部の大学や企業に集中していました。
本当に才能がある人だけが、幅広い知識にアクセス可能でした。
その、だれでも幅広い知識を得れてしまう部分が凡人に対する不幸です。
そう、凡人には扱いきれない幅広い情報が入ってくるわけです。

第一章 達人は馬鹿の一つ覚え

世の中の達人と言われる人って、知らないことが多いです。
悪い言い方だと、馬鹿の一つ覚えです。
しかし、達人の分野に関しては極度な集中力で高度な知識を持っています。
凡人がバカにするバカの一つ覚えを極めることで力をつけているわけです。
仕事でも社内でデキる人って、社内の仕事に関する知識をほかの社員より知っているという事です。
世間の情報は詳しく知らなくても、社内の部品の場所、資料の場所、人材の場所を知っています。
自分が使っている機械や道具の知識を知っているわけです。
事務員であれば、タッチタイピングが速かったり、Excelの使い方を知っているわけです。
ちょっと話がずれますが、仕事でパソコンを使う人は
タッチタイピングとマイクロソフトオフィススペシャリストでも勉強すると仕事が楽になります。
マイクロソフトオフィススペシャリストなど役立たない資格だって言われますが
そんな人ほど、化石のようなExcel知識しかなかったりします。
周りでできる人は、極度に集中している凡人だったりします。

第二章 達人は知らないを知っている

ノーベル賞を取ったファインマン氏は当然物理学の知識があります。
しかし、ほかの分野の知識は無いと自分自身で認めています。
数学に関しては良く符号を間違えるし、数学者ほど極めているわけではないとしています。
工学の道具として数学を使える程度の知識なわけです。
人の観察についても、「原爆は際限なく使われるようになる」と予測して
外れたことを自覚しています。そして、私にはその方面の能力は欠如していると自ら認めています。
知らないことは知らないし。能力が無いと認めた分野はそれ以上手を出さないとしています。
弓道の達人の阿波研造は哲学を理解しようとして三冊くらい読んだがあきらめたとしています。
哲学と言えば先ほどのファインマン氏も理解できないとしています。
こんなに分からないという人が身の回りにいますか?
どちらかというと知ったかな人ばかりだと考えます。
知らないを認めるより、知らないことでも知っているという方が賢いと言う勘違いです。
苦手な分野を克服するとすごいという考えは間違えです。
その分野は知らないと認識して手出ししないようにしてください。

第三章 今できている事を重視する

不満はあるが、今配属されている職場で数年間過ごせているのであれば
その分野の仕事の能力は十分あるはずです。
ここで、行うのは今やっている仕事に対する知識を身に着けることです。
工程の前後関係、作っている部品が何に使われているか
業務で使っている計算式はどういう意味があるのかなどを先輩や上司に聞いてみることです。
決して、自分の分野外の知識を身に着けるという意味ではありません。
プライベートでは、今乗っているクルマの説明書を読んでみたり
お金を持っていれば、それを運用する方法でも考えてみます。
家があれば休みに周りをチェックしてみます。
このように、現在出来ている事を重視してその周辺の知識を強化してください。
読書は重要だと言われますが、完全に未知なる本を読むのは無駄です。
電子工学を知っていれば、電気工学
シェークスピアを知っていれば、ほかの類似の作家の話などです。
電子工学を知っている人が哲学や
古典コンピュータの原理を知らない人が、量子コンピュータの本を読むことは避けてください。
努力しても無理な分野がある一方で
努力しなくても知識を得られる分野に注力することを重視して下さい。

まとめです

第一章 達人は馬鹿の一つ覚え

  • 達人は知らないことが多い
  • 馬鹿の一つ覚えは良い戦術
  • 凡人は極度に集中

第二章 達人は知らないを知っている

  • 達人は道具として割り切れる
  • 達人は分野外に手を出さない
  • 達人は苦手な分野を克服しない

第三章 今できている事を重視する

  • 今の仕事の能力を重視する
  • 得意だった分野をさらに伸ばす
  • 慎重に周辺知識を伸ばす

苦手を克服、未知の分野を知る、人間には無限の可能性がある
全て嘘だと考えてください。
その分野に向かうと悲劇があります。
しかし、今できることをさらに伸ばしたり、隣接した分かりやすそうな分野を知ることは労力が低いです。
エンジニアの方々はExcelを使えると当然のように言います。
そんな人も残念ながら20年前の知識だったりします。
今のExcelならワンタッチでできることを、古い方法でやってしまいます。
さらに、マイクロソフトオフィススペシャリストのような資格をバカにします。
これは間違えです。
このように、目の前のことを深く知ろうとせずに新しい未知を追いかけてしまう間違えをします。
こんなことをしていたら、時間もお金も浪費します。
だから、凡人だと思ったら極度に集中して貯金できるようにしてください。

話題の中心以外を無視すると貯金できます


分かりきったことですが、全ての人は時間が足りません。
その一方で今日は暇だといいます。
ここで、自分に突っ込んで下さい。
「忙しいのですか?それとも暇ですか?」
そう、どちらでも無いのです。
実はこれは、出来ない理由を探しているだけです。
何かをやりたいとします。
仕事で忙しいときはそれを出来ないといいます。
暇になったら、仕事や勉強をしないといけないといいます。
どちらにしても、その何かをやらないわけです。

第一章 簡単です

何かスポーツをやりたい。ゲームをやりたい。本を読みたい。
金を握りしめて入門すればいいだけです。
道具を買い、試合や対戦が出来る場所に出かける
本やゲームなら店で買えば準備完了です。
最優先でやりたい事だけをやれば良いだけです。
ここで勘違いしてはいけないのは、幅を広げると言う意味ではありません。
既に家で本を読んでいる、ゲームやスポーツを楽しんでいる
週末の飲み会が本当に楽しい
既にのめり込んでいる事があればそれが今の楽しみなわけです。

第二章 話題の中心以外を無視

人生の癖として、話題の中心以外は完全無視が良いです
スポーツの中継を見ている時に、選手の経歴や観客のファッションなどは無視して下さい。
映像関係の仕事で、カメラワークとか、動画のスイッチング方法が気になってもこっそりメモする程度にしてください。
スポーツを観ているのだから、集中するのは現在の競技です。
人と話をしているときにも注意です。
「あのカフェの新作ドリンクが美味しかった」
って話の場合、中心の話題は「新作ドリンク」です。
その味や、入っているもの、飲んだ感想などです。
その日の天気、そのカフェの経営状況、バリスタがイケメンかどうか
ライバルのカフェの新作。自分のコーヒーの話などは話題の中心ではありません。
つい、これらの話をしたくなりますが、無視して下さい。

第三章 話題の中心だけで十分です

世の中の遊びや仕事は奥が深いです。
だから、話題の中心以外を相手している時間などありません。
話題の中心以外に手を出すのは現実逃避の一つです。
広く浅く知っている博識や物知りと言われている人は凄そうですが違います
全てが中途半端な何も出来ない人です。
逆に、確実に知っていることだけを話す人は集中できている人です。
よく、少し考えれば分かりそうなことにも「分からない」と答える人がいます。
こういう人を無学だと決めつけるのは間違えです。
じつは、知らないことは知らないと確実に言うことが出来る賢い人です。
そして、そういう人は話題の中心以外を無視することを知っています。
私が「ドラえもん=マクベス現象」という言葉があります。
ドラえもんとマクベスのどちらが難しいですか?
こう聞くと、ドラえもんは簡単で、マクベスは難しいそう
と話す人がほとんどです。
しかし、冷静に考えてみて下さい。多くの人は僅かなドラえもんの知識と、非常に僅かなマクベスの知識で判断しています。
大体の人は、どちらの作品も大して語れる知識は無いと考えます。
文系大学でシェークスピア研究をした人などは逆にドラえもんの方を細かくは知らないと考えます。
この様な質問に対して、正確に答えられる人は
「分かりません。両方とも詳細を知らないので比較できません」
と答えるはずです。
今の仕事や学び、遊びに対して中心だけを相手すれば得るものは多いです。
そして、無駄な周辺を無視できますので貯金が出来ます。

まとめです

第一章 簡単です

  • 始めたければ入門するだけ
  • 買うのは誰でも出来る
  • 最優先で入門する

第二章 話題の中心以外を無視

  • 話題の枝葉は無視
  • 観戦競技に集中する
  • 外れた雑談は悪です

第三章 話題の中心だけで十分です

  • 枝葉を相手してる時間はない
  • 物知りは全てが中途半端
  • 少し知っているは知らないと同じ

集中している人の金使いを集中していない人が行うと破産します。
理由は、集中している人はそれ以外では極端に節約しているためです
クルマをいじっている人は、それに集中して他の遊びは付き合い程度だったりします
そんな人が高価なクルマを所有しているからと大丈夫だと思うのは間違えです。
同級生や同僚の稼ぎはだいたい同じです。
そんな中で、一部の人は持ち家や高級車、高価な趣味の道具を持っていたりします。
また、年に数回海外旅行に行ったりします。
どうしてそんな事が出来るかというと、集中しているからです。
そういう、集中できる人は話題に集中出来ます。
だから、その一歩として話題の中心以外を無視することから始めて下さい。
そうすれば、行動も集中されて無駄使いが減ります。
無駄使いが減れば貯金できます。

残念ながら詰め込み教育は必要です 不要と主張する人は天性の才能の成功体験がある人です

「詰め込み教育は不要」と言う主張は今も昔も聞かれます。しかし、現代でも継続して行われています。詰め込む量は減っていますがそれでも児童生徒の頭痛の種にはなっています。 暗記重視の教育は止めて、自由活発な討論などを重視した教育の方が良いという主張もあります。このような主張があるとテレ...