噂話は良くないと言われます。ゴシップとか週刊誌とかは近寄らないほうが良いと言われます。
それを聞いて、そういう話をしないという人がいます。
もちろん、良い方向に向かっているのですが、理由を理解していないので
労力の割に成果が出ません。
実は噂話が悪い理由は、他人の悪口を言って周りを不快にさせるではありません。
直接的な理由は自分自身の頭の中にあります。
第一章 噂話は手抜き
あなたの話で価値があるのは、あなた自身の話です。
失敗した話や事実としての成功談です。
成功談はダメだろ?と言われそうですが、それは話を盛っているからです。
これをやって成功したという話なら周りは有用なので聞きます。
「この塗料を使ったらこのようにきれいに塗装できた」
という話なら、周りもその通りやれば成功するので有用な話です。
一方で、方法を言わずに結果だけを見せて、凄いというのは嫌がられる自慢です。これはやめてください。
ここで、分かったと思いますが、成功した手順を示すには確実に出来ることを説明できる手間がかかっています。
結果だけを自慢することは手間がかかっていません。
ただ、それだけです。
噂話はさらに手抜きです。テレビで騒いでいることをそのまま言うだけだからです。
誰かの噂話も、その話をそのままするだけです。
贈り物に例えると、明らかに誰かからもらった不用品を
ありがたい物のように他にプレゼントする行為です。
もらった人は絶対に喜びません。
それだったら、「もらったけどいらない物がある」と言ってしまったほうが全然良いです。
第二章 厳選した贈り物
不用品を上げても喜ばないですが、誰かのために本当に厳選した贈り物は喜ばれます。
話題も同じで、相手のことを考えて情報を収集して話をまとめることが重要です。
ここで、周りにいるちょっとズレた話をしてくる人を良く観察してください。
興味のない話を何回もする人
いつまでたっても自分の興味のある方向性を意識してくれない人などです
クルマに興味が無いのに、永遠とその話をされる
観たくもない新作ドラマの期待について話をする
などです。これって、全く相手のことを考えていないわけです。
不要物を贈り物にするのと同じで、容易に取得できる情報を単に伝えているだけです。
だから、自分が単に面白いと思っただけの話は危険信号だと思ってください。
その話にどれだけ、相手の関心を加えることが出来るかです。
確実に言えるのは、自分がものすごく興味ある事は話の話題としては最悪だととりあえず考えてください。
そうすると、あなた自身が気になったゴシップ記事は自然と話題から排除されるわけです。
これは簡単な基準です。
第三章 無言はお互い様
昔に知り合いにクルマで送ってもらった後に、陰口のように
あなたと一緒だと全然会話が無いと言われました。
いや、それってお互い様だろと突っ込んで置きましたがそういう事です。
とにかく無言が悪いから、くだらない贈り物をしてしまうわけです。
そう、くだらない話題で話をしてしまうわけです。
これは正直悪いことです。物で例えれば、手ぶらじゃさみしいからゴミをもって訪問するわけです。
こう考えると最悪です。
別に無言は悪いことではないと考えて、ゴミのような話題を習慣にしなければ良いわけです。
そして、次からは出来るだけ無言にならないように相手のことに興味をもって少しでも話が出来るようにしてください。
まとめです
第一章 噂話は手抜き
- 自分自身の話題は価値があります。
- 成功談も方法を示せばよい話です
- 自慢話には重要な方法が抜けています
第二章 厳選した贈り物
- 不用品を贈っても喜ばれない
- 面白いと思った話は危険信号です
- ゴシップ記事はゴミであると考える
第三章 無言はお互い様
- 話題が無いのはお互い様
- 手ぶらを悪だと思わない
- 相手のことをよく考えます
ゴミやいらない物を贈ったり貰ったりすることの問題は分かりやすいです。
それと同じように、もらったような話題やゴミのような話題は嫌われます。
だから、じっくりと相手に合わせて話の内容を考えてください。
一番難しいとされるのは、相手が何が好きかという事です。
ストーカーみたいだろ? と言われそうですが、よく聞いてください。
相手のことを考えるのではなく、相手が話題として好きなことを考えるわけです。
仕事の話は相手の自意識をくすぐるという意味で鉄板ともいわれていますが
プライベートでは仕事の話はしたくないという人にとっては避けるべきです。
高級車に乗っていても、仕事上や交流関係とのバランスという意味だけなら、話題としてはう座がられるだけです
接待ゴルフのためだけの人も、ゴルフの話題は楽しくないかもしれません。
このように、相手が話題として楽しいと思うことを選ぶわけです。
そうだ、相当昔に、同僚から「畳屋の近くを歩いていたけど何か畳を必要としていたの?」
と言われたことがありました。正直、意味が分からなかった話ですが
やたらしつこく話をしてきたのでウザいと感じました。
別に畳屋に用事があると勘違いされたことは全く問題は無いが
その何のオチもないつまらない話を突っ込まれても不快なだけです。
その同僚は何かツボにはまったのかもしれませんが、それは相手だけの関心です。
こちらは全く面白くないわけです。
不快な話は当然問題がありますが、不快でなくても興味が無い話は全く面白くないわけです。
その原因としては、相手のことを考えていない。その話題が面白いか相手目線で考えられていないという事です。
そう、話の内容を全く吟味していないわけです。
そんな話ばかりしていると、相手の時間やお金を浪費させます。
もちろん、こちらも同様に浪費します。
だから、話の内容を考えることで浪費を無くして貯金できます。