説明する義務はないと考えると貯金できます


何か説明をして欲しいと言われた場合、当然そうします。
ただ、説明の最中に教え方悪いと言われたり
相手が脱線したりする可能性があります。
特に難しい話だとそういう事が多いです。
この場合に、説明した方が悪いと感じるのは間違えです。
ここで更に力を入れてしまうことは無駄です。
そういう人生の無駄で貯金できない体質を作っています。

第一章 最高の教師ではないと考える

よくある間違えとしては、出来る人は教えることも上手と言う話です。
学校で先生が出来る児童生徒が他の人を教えると良いと言って無かったでしょうか?
あれが間違えです。
有名な話としてIQが20違うと話が噛み合わないがあります。
IQ以外でも人間性とかスポーツの能力とか分野は問わず
能力が離れすぎていると話が合わないわけです
そう、説明など出来ないわけです。
ただ、学校で出来る人は教え方が上手と言う刷り込みから勘違いをします。
もっと分かりやすいのは、どうしてスポーツの名プレーヤーが監督にならないのか
という話です。また、それほど選手時代に活躍していない人がコーチや監督になるという疑問です。
これは全く疑問ではありません。先程の学校で教え合うのと同じ話です。
実務が出来る人は必ずしも上に立って指導できるわけではありません。
話は長くなりましたが、あなたも何かが出来るからと言って
教えることは上手だと思わないでください。

第二章 文句を言われたら終了

自分は最高の教師ではないとしても、教えることを断るのは印象が悪いです
だから、入門程度に簡単なことを教える程度で良いと考えてください。
そこで、分からないとか言われたり、脱線が多かったら教えるのは終了です。
友人知人関係なら、さり気なく話を終わりにしてしまえば良いです。
脱線した場合は幸いです。相手から話を拒否した訳です。
勝手に脱線させて話を発散させてください。
リーマンショックの話をしている時に、住宅ローンが焦げ付いたのと、不動産の価値が下がった
といった瞬間に、住宅などローンを組んで買う意味が分からないと脱線したとします。
こうなったら、リーマンショックの話など終わりで良いのです。
説明を終了して脱線した方向の話を聞く側に回ってください。
仕事の説明でもこんな感じで良いと考えます。
上司からこの事を突っ込まれたら、「教えているのですけど、すぐに話しが脱線して集中力足りないですね」
と報告してください。 同僚か後輩か知らないですが、脱線や下らない質問は本人の問題です。
お金をもらっている場合でも、時間で区切って今日は終了ですと言えば言いわけです。

第三章 教えたいのは自分?

最後に言いたいのは、聞いてくる相手が悪いと思うのが間違えです。
この原因の根本原因は残念ながら聞かれた側のあなたです。
実は相手が知りたいより、あなたが教えたいが上回っているわけです。
一見、相手が聞いてきた訳だから、こちらには欲求など無いはずです。
しかし、聞かれたことに対して嬉しくなっていないでしょうか?
これが間違えの元です。
人って面倒だと思うのに、人から聞かれると最初は嬉しく感じます。
そう、期待されていると思うからです。
だから、教えている最中に自分が教えたいと言う願望が生まれていないか考えてください。
もしそうなら、頭を冷やすのは教わり方が悪い相手などではなく
無理やり教えようとしているあなたが悪いと認識してください。

まとめです

第一章 最高の教師ではないと考える

  • 能力に差があると噛み合わない
  • 出来る人は教え上手は嘘
  • 必ずしも名選手は名監督じゃない

第二章 文句を言われたら終了

  • 教える義務など無いと考える
  • 脱線は相手が悪いです
  • 欲求は教わる側です

第三章 教えたいのは自分?

  • 実はあなたが教えたい
  • 当てにされると嬉しい
  • 無理やり教えていないだろうか?

人に教えたがるあなたは、周りより物事が出来るのでは無いでしょうか?
では、その上手く出来ることは誰かに熱心に教えてもらったのでしょうか?
これは重要なのでよく自問してください。
私の場合は、熱心に教えてくれた人はいません。
これは粗末にされたと言う意味ではありません。
今でも思い出す良い先輩は上司はいました
その人達は決して手取り足取りな教え方ではありませんでした。
また、しつこく教えたことを復習するように言ってきたわけでもありません。
重要となるポイントをボソッと一言二言口にする程度でした。
それを聞いて、実践していました。
もちろん、再び質問すれば教えてくれますが決して無理やりリードしようとしません
そう、教えてはくれるのだが、こっちが覚えたかどうかなど気にしていないわけです。
無責任だろと突っ込まれそうだが、そもそもその先輩に私を成長させる義務など無いわけです。
覚えたいのは完全に私の欲求です。
これが本来の教える方法だと考えます。
周りの人が全然私の話を聞いてくれないという場合は
知らないのは相手の問題でありこっちは知らないと言う位で考えてください。
無理やり教えるのは迷惑だし時間の無駄です。
その時間や労力の無駄を無くせば出費が減り貯金が出来ます。

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「詰め込み教育は不要」と言う主張は今も昔も聞かれます。しかし、現代でも継続して行われています。詰め込む量は減っていますがそれでも児童生徒の頭痛の種にはなっています。 暗記重視の教育は止めて、自由活発な討論などを重視した教育の方が良いという主張もあります。このような主張があるとテレ...