お金を貯めてばかりで使わないのも「バカ」かもしれませんが、貯金が全く無い方が「バカ」であることは確かです。 私の交流関係でもお金を凄く貯めている人がいますが、どちらかというと多趣味で色々なことをやっています。
実は、趣味も楽しみお金も貯まっているという人は「皆がやっている当たり前のことをやっていない」というところがあります。すごく地味ですが、自動販売機で飲み物を買ったり、付き合いの飲食に付き合いすぎないということをやっています。
世間が誤解する、「車を手放して節約」「好きだった趣味を止めて節約」という暴挙はやっていません。テレビの節約特集では、先程のクルマや趣味を手放して苦しんでいる有名人が登場します。
「趣味のバイクを手放した」「好きなファッションを手放した」「大好きなフィギュアコレクションを整理した」という感じです。 しかし、それは間違っています。
お金が足りない、貯金したいという悩みがある人が絶対にやってはいけないのは「大好きなものを手放す」ことです。先の例でいう、クルマ、バイク、フィギュア、ファッションや蔵書を手放すことは大間違えです。 正しい方法は、どうでも良い細かい出費を減らすことです。
勤務中に自動販売機で飲み物を買わない、新聞の定期購読は止めて時々コンビニで買ったり一日遅れを貰って読む、まんが雑誌は読んだものをもらうなどです。付き合いのお酒も毎週は止めて、二ヶ月に一度程度にすれば節約です。
この生活スタイルに変えるには「細かい出費」に神経を使うことです。毎回の出費は100円だとしても、一日に3回なら300円、一ヶ月で9千円です。 これは大きいです。 毎日昼食が1000円だとすると、400円の牛丼と比べると600円の差です。勤務日数が20日とすると12000円の節約です。これは大きいです。
細かい出費を減らすのは難しいと言われますが、簡単な方法があります。それは、「毎日がノーマネーデー」と考えることです。そう、お金を使わない日が普通と考えます。もちろん、昼食は必要なのでそれは「必要経費」ということで考えます。
多くの勤め人であれば、必要最低限の飲食費以外の出費は無いはずです。だから、毎日がノーマネーデーは簡単に出来ると考えます。財布の中には数千円の現金だけにして、クレジットカードやキャッシュカードを持ち歩かなければ完璧です。
お金が貯まらない人は、是非生活の細かい出費を意識してみて下さい。