知らないことを知らない! 説明が難しいですが、自分は何でも知っているという思い込みが間違っているということです。感じ方としては、見聞きしたことの多くを理解できると意識している人は、知らないことを知らないという傾向にあります。 反対に、自分は何も知らないと感じている人は知らないことを知っているということです。
他の方法で意識するには、いわゆる若気の至りを知ることです。例えばモータースポーツのドライバーは、そのポジションを運良く得られれば誰でも同じように速く運転できるという錯覚です。 特に子供のときほど、モータースポーツって簡単そうに思えます。しかし、運転をするようになって、軽いヒヤリを経験すると、あの世界は非常に恐ろしいということが分かります。 そして、一流レーサーがどのような技量を持っているか理解できなくなると考えます。 これが、知らないことを知っているという感覚です。
この、知らないことを知っているという意識を持つと貯金が出来ます。理由としては、お金の有無にかかわらず誰でもやる気になれば貯金など出来ると考えているところです。
そして、周りの節約している人や、将来の計画を立てている人、投資の勉強と実践をしている人などの能力を過小評価しています。 そう、節約も将来の計画、投資も重要性は十分知っており、やろうと思えばいつでも出来ると勘違いしています。 更に悪いことに、それらを実践している人を別に簡単にできるだろとバカにします。
「知らないことを知ると、貯金するという行動が容易では無いことも理解できます」
実は私もどうして周りは「分からない」という言葉をすぐに口にするのかと勘違いしていました。実は周りは「知らないことを知っている」から多くのことを分からないと言っていたわけです。
「貯金する方法や投資で儲ける方法は知っているはずなのに、実際にやってみても出来ない」と思っている人は、知らなかったということです。
だから、自分の無知を認めて、周りの成功者に話を聞いて真似をしてみて下さい。 決してその時は「そんなことは知っている」となど言わないで下さい。 理由は知らないからです。