トイレには神様が、精神鍛錬のためにトイレ掃除、トイレを素手で掃除すると何かが向上する…… 悪夢です。トイレには神様もいないし、トイレ掃除をしてもキラキラした何かが起こることは有りません。いつものように平凡な一日が過ぎるだけです。
レバー一発でヘッドを捨てられます |
トイレ掃除は苦労なく
スパルタ教育という物が1980年代に流行しました。テレビもその特集を組んでいました。ただ、映像的にキャッチーなだけで一部の親御さんと子どもたちが、スパルタ教育によって何かが変わると信じていたらしいです。
結果論ですが、今ではスパルタ教育などという方法論はほぼ絶滅しているので役立たなかったと考えます。
ところで、なぜトイレ掃除とスパルタ教育なのか? これが不思議なのです。スパルタ教育を目指している学校は精神鍛錬の一環として素手でトイレを洗ったり、トイレを何かの霊が宿る神聖な場所として崇める傾向に有りました。
トイレは必要な場所だから、誠意を持って掃除しよう。何かもっともらしいことを言っていますが、必要な場所や物などトイレ以外にあります。ということでトイレは必要なのだが、それだけが特出しているものでは有りません。
だから、トイレ掃除をわざわざ苦労して行うのは無意味です。最新の用具やクリーナー類を使って楽に快適に素早く行ってしまうのが良いです。
青い部分でヘッドを掴みます |
受難者は掃除道具
トイレ掃除の器具と言うとブラシがあります。そのブラシの印象は「汚くて臭い」です。実際ブラシは汚物と水分が染み込んでいるので匂います。掃除の後に洗えばよいのですが、それでも匂いは落ちません。
なので、ブラシは嫌われ者です。人で言ったら見に覚えがないのに悪者にされている受難者です。
なら、受難者に助かってもらうのか? そこは残念ですが、用が済んだら退場してもらいます。 ブラシって水分と汚れがついたまま道具入れやトイレの隅にあるから臭うわけです。
なので、用が済んだらトイレの中に流れてもらおうと言うわけです。
ヘッドを掴んだところ |
流せるトイレブラシ
単純な考えなのですが、ジョンソンの流せるトイレブラシを使えば解決です。
ブラシを使うときに、使い捨てのヘッドを取り付けるだけです。ヘッドにはトイレ掃除用のクリーナーが染み込んでいるので別途洗剤は不要です。
ヘッド内部に強力洗剤が入っています |
そのクリーナーで強力に汚れが分解され、軽くブラシで擦るだけで汚物を除去できます。
掃除が終わったら、ハンドルのレバーを押してヘッドを捨てて流すだけです。
汚れとともに匂いも流れてしまうので快適です。
苦労せずにトイレを掃除できるから、神様も喜ばないし、何も鍛錬も出来ないと思われそうですが、先程も言ったようにトイレ掃除にそんな効能など無いから忘れて下さい。
トイレ掃除は、表面をウェットシートで拭き、床はほうきや掃除機をかけ、便器は流せるトイレブラシで掃除して流すだけ。手軽に行きましょう。