投資術の本というとどのような印象でしょうか? 表紙を開くと「高級車と写る著者」「画面がいっぱいある高性能コンピュータ」「デイトレード」「レバレッジ」「ニュースや情報のチェック」… こんな印象では無いでしょうか?
今の投資本は地味
先程の投資本の印象が思い浮かんだあなたは、バブル期の異常さに引きずられているかもしれません。 そして、そんな意識で投資すると絶対に失敗します。 だから、まずは書店に行って数冊の投資本や雑誌を買って下さい。まずは、これが投資です。
書いてある内容
本来ならそれを自分自身で確認していただきたいのだが、細かく言うと先程の印象を全て否定するような内容です。
「高級車には乗らないし」「画面がいっぱいある高性能コンピュータは持っていないし」「デイトレみたいに画面に張り付かないし」「危険なレバレッジもかけないし」「株式ニュースを時間を掛けて読んだりしない」
そんな感じです。 私が読んでみた感じ、最近の投資本はまずは、自分の生活を分析して無駄を省くのが最初にやるべきこととしています。
一つだけ本の趣旨を
全て書いてしまうと完全パクリになるので、導入部だけにしますと。 多くの投資本では
まずは無駄な費用を節約し、その節約できた部分を投資に回す
という考え方を推奨しています。 だから、投資をするにはまずはミニマリストになろうということです。
ページの半分は、です |
実はバブル前からあった
節約して投資する場合も、自ら積極的に投資するのではなく、投資信託のようなプロに任せて受動的に投資すると言う方法は、40年以上昔の本である『ウォール街のランダム・ウォーカー』(Amazon)という本で紹介されています。 そう、昔の本と今の本の内容が同じで、バブル期付近の本ほど異常ということです。
投資テクはこの本の焼き直しが多い |
元証券マンは投資をしないらしい
出典は怪しいのだが、ブログやSNSの「自称元証券マン」は自分が引退しても投資で儲けようと考えないとのことです。 理由は投資という世界の厳しさを知っていたり、そもそも資金力がないと大きな儲けにならないということらしいです。
私の考えなのだが、富裕層が投資によって生活資金を得られるのは、
- リアルタイムの情報を広範に早く入手出来る大手証券会社に払える費用がある
- リスクヘッジとか考えて損得の合計10%程度の利益を出せる
だと考えます。そんなことが出来ない一般人は
- 機械的に運用されるインデックスファンドなどを利用する
- 低リスクの商品を運用する
と考えます。