皆さん、交流関係で何か気持ち悪さを感じる人がいませんか?
現時点では実害は無くても直感的に気持ち悪さを感じるなどです。
残念ながらこれには絶対的なマニュアルがあるわけでは無いのですが
具体例を出してみます。と言っても、この例は単に私の経験であり、絶対的な指針ではありません。
私が感じたのは、久々に会った時に何かバカにした感覚がうっすらと感じられる人です。
親しく話しかけてくるが、その裏には見下している何かを感じることです。
試してみましたが、正直言語化や仕様としてまとめるのは難しいです。
別の方法でも試してみましょう。
ある人とストレスなしに楽しく会話できる人がいる一方で
話していると微妙にかみ合わなくてストレスになる場合が無いでしょうか?
その感覚です。これが、直感的な気持ち悪さと言う事です。
第一章 三振が無い野球
投資家のウォーレンバフェット氏の話で
投資は野球より簡単、三振が無いから得意な物以外は永遠に見逃せる
と言うものがあります。
交流関係も投資と同じで、三振が無い野球だと思って対応するわけです。
先ほどの何か気持ち悪さを感じる人は積極的に相手をしなければ好いわけです。
別に絶交とか口を利かないという意味ではありません。積極的に付き合わないと言う事です。
偶然、近くて会ったとしてもあいさつ程度で退散すればいいわけです。
逃げるというと負けた感じがしますが、人生と言う広い視点で見たら勝っているわけです。
見ただけで最悪だと思う人がいたとします。もちろん、話しかければいい人かもしれません。
でも、直感を信じて見逃せばよいわけです。
ここで一番愚かなのは、そういう人を積極的に攻撃することです。
これは全くよい事がありません。絶対にやってはいけないわけです。
第二章 チャンスと言うバスはまた来る
野球は三振があるから、あまり得意ではないストライクでも打つ必要があります。
ギャンブルの場合は得意か分からない状態で賭ける必要があります。
これらの考え方は、チャンスの神様です。
神様には前髪しかありません。だから、見たらすぐに捕まえるわけです。
後から捕まえようとしても無理です。
一方で、チャンスと言うバスはまた来るという考えもあります。
投資の場合は今を逃しても、似たような次のチャンスがあります。
ポーカーをギャンブルとしてプレイする場合は、参加料は無駄になりますが
手札が悪ければ下りれば良いわけです。良い手札だった場合だけ、掛け金を上げてゲームに参加すれば良いのです。
人間関係も、チャンスと言うバスはまた来るという考えが良いです。
だから、少しでも気持ち悪さを感じたらバスには乗らないほうが良いわけです。
ここで、皆さんの過去でこんなことが無かったでしょうか?
相手からの誘いを断った場合に「冷たいな」と言われたことです。
必ずあると思いますので、思い出してください。
次に、その「冷たいな」と言った人はあなたに対して暖かいでしょうか?
別にそんなことは無いと思います。あなたの知らないところで別の友人と楽しんでいるのでは無いでしょうか?
風の便りで結婚して良い生活をしていると聞いているかもしれません。
相手も結婚式の招待状を送らないくらい冷たいのです。そうお互い様です。
話を断っただけで冷たいと言われた場合は、罪悪に思わなければ良いわけです。
こちらとしては、そういう変な人を早く発見できた喜んでください。
第三章 投資も人間関係も確率の低いめぐり合わせです
株に限定しても日本では上場している企業が3000程度です。
皆さんがお金を出せば買える株は3000種類あるという意味です。
さらに、買う時期などを考えると、それ以上の可能性に増えます。
人間関係と言うことで考えると、小学校から会社で考えれば3000人位だと考えます。
この中から、楽しく役に立つ人間は何人でしょうか?
親友と言える人は数人、気持ちよく交流できる人は100人以下だと考えます。
そう、可能性は低いわけです。だから、少し気持ち悪いと思ったら見逃せば良いわけです。
最後に
チャンスの神様とチャンスのバスは可能性としては同じです。
であれば、バスの方を選ぶのが得策です。理由は単純です。
神様は見たらすぐに対応しないといけません。
バスは次に来ると考えて対策できます。準備が整っていなければ
整った後でバスを待てばよいわけです。 だから、チャンスの神様よりチャンスのバスなのです。
余談ですが、チャンスの神様って、怪しいビジネスの勧誘で使われます。
「今がチャンス、この後は契約できません」
これがポーカーだったら離脱すれば良いわけです。今の手札をあきらめても、次のゲームでまた手札がきます。
チャンスは一度しかない。正確には後知恵で「あのチャンスは一度しかなかった」
こんなのは間違えです。 チャンスは一度しかない の結末は
アホなチャンスに賭けた間抜け です。
ただ、アホなチャンスに賭けて成功した人はなぜか世間は評価します。
会社もそんな社員を評価します。これが間違えの元です。
本来なら、無謀なチャンスで業績を上げた人は、罰せられても当然です。
武勇伝で「不退転を示すために、上陸したら船を焼いた」と言う話があります。
征服者のコルテスの話です。これは会社なら、無意味に固定資産を「焼却」したバカ話になります。
だから、コルテス系の話は無視すれば良いわけです。正確には世界史の事象として頭に入れておけば良いわけです。
仲が悪かった同級生とは今は親友だという話など無いと考えてください。
そういう関係って突然に破綻する危険性があります。
良い人間関係って、嫌味も嫉妬も上下関係もありません。
約束を守らないとか道徳みたいな教育をする関係である場合は
もう、破綻していると考えます。異常な状態です。
それが、気持ち悪いと感じる人間関係だと考えます。
それを防止するために、話していて気持ち悪さを感じたら深入りしないことです。
人生は野球のように三振はありません。チャンスと言うバスも次も来ます。
一生で3000人位と出会いますが、全ての人と仲良くする必要もありません。
株の投資家もすべての銘柄を相手にしていません。
人間関係もそれと同じだと考えます。