浪費を経験した人は貯金に有利です

 


若いときに浪費して今は貯蓄がゼロ。私もそうでしたが、絶望する必要はありません。たしかに過去は取り戻せません。7つの習慣では過去は「関心の輪」です。気にかけることは出来るが、思い通りにはならない領域のことです。だから、今から貯金をすればよいわけです。

浪費した経験は重要です

事故や病気を経験した人はその辛さを知っています。また、原因は自分に有ればそれも分かっています。これは非常に重要です。「カネがない」という危機感を味わっているわけだから、今後お金を貯めた場合は無駄な出費は少なくなります。「高いところに登って落ちて怪我をした」人は高いところに登る場合は細心の注意を払います。または、二度と高い場所には登らないようにします。

しかし、まだ高いところから落ちた経験がない人は、経験者より注意しない傾向にあります。それと同じように、若いときから節約や貯蓄をしている人は、浪費という経験を知りません。 だから今後、浪費してしまう可能性は大きくあります。

そういう意味で、浪費した体験は非常に重要だと考えます。

具体的な節約術

最後に具体的な節約術を箇条書して終わります。簡単なものから難しいものまでありますので出来ることからやってみて下さい。私の好きな言葉である「必要と大好きに集中する」、「好きなことをやらない人生は最高」を意識することです。

  • 水筒に飲み物を入れて、自動販売機では買わない。
  • 一人で食事する場合は牛丼チェーンやファストフード、安い弁当でを。
  • 新聞は週に一度程度にする。雑誌の定期購読はやめて年に数回程度にする。
  • 物は壊れてから買う。過剰なバックアップは考えない。
  • 家でお酒を飲むのは止める。
  • 無駄予算の月額を決めて、それを超えない範囲で遊ぶ。
  • テレビは楽しんでも、意思決定のツールとしては使わない。
  • 付き合いのレジャーは年に数回にする。
  • 他人にどう思われるかで出費を考えない。
  • 一つの趣味を極めて見る。

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