テレビを捨てるとお金と時間が増えるは間違っています テレビに影響されない心が重要です

 テレビを捨てると人生が豊かになる、時間が増える、お金が増えるというアドバイスはよく聞きます。有名人からミニマリストまでテレビを持たない人や持たないことを良いと説明する人は多いです。 もちろん、テレビを持たないことで見なくなるので無駄な時間が減ること、販売戦略に乗せられないので出費が減ることは事実です。しかし、それは短絡思考でもあります。

テレビを手放しは無菌室に入ることです

病気も無菌状態の場所で生活すれば予防できます。これは当然です。しかし、そんな無菌状態で培養された人が、普段の生活に戻ると普通の人より病気になりやすいです。これは、誰でも分かると思います。受売りの歴史話ですが、「インカ帝国が滅びたのは、ヨーロッパから病原体が運び込まれたからと言われます。」

だから、テレビを持たない人も他の流れで情報が入れば、インカ帝国同様に問題ある情報で人生が滅びる可能性があります。

テレビ好きはテレビに影響されない

私の交流関係で、テレビが大好きな人がいます。話の多くが昨日見たテレビのことです。もう、趣味がテレビじゃないか?と言っても良い人です。

だったら、そんな人は宣伝やメディアの影響で出費が多いのでは? と考えてしまいそうですが、実は節約家であったりします。本人は「テレビ本体とNHKの受信料くらいしか出費は無いだろ」と言っています。

もちろんテレビ好きだから、「ドンキ特集」や「コンビニ特集」も食いついたように楽しんでみています。

そんな人でも、だったらドンキやコンビニで買物をしたいというわけではありません。

そう、テレビ好きは「テレビの向こうの珍奇な世界」という形で楽しんでいるだけです。

決して、テレビの情報を生活の意思決定としては使っていません。

少年誌の広告

ジャンプやマガジンの裏表紙に魅力的な広告が載っていたのを覚えていますか? 歯が真っ白、身長が伸びる、記憶術、初心者楽器セット、絵がうまくなる通信教育などです。

実はこれらに影響されるのは、漫画自体に興味が薄い人だったりします。漫画好きな人ほど、本編だけに集中しているので宣伝広告には影響されにくいです。

では、宣伝広告は無意味なのか? それは違います。あの広告が効いてくるのは漫画自体にそれほど興味がない人です。そう、回し読みしている人たちです。または、たまたま手にした人たちが広告の餌食になります。

メディア耐性を高める

宣伝広告からお金や時間を守るには、メディアに対する耐性をつけることです。方法としては、テレビや雑誌は完全な娯楽媒体と意識することです。決して、意思決定のための情報ではないと強く考えることです。

次に魔法は無いということです。ギター入門セットも雑誌に載っているものも、楽器店で売っているものも全く変わりません。残念ながら付属している練習メソッドも普通に書店で売っているものだったりします。

楽器演奏に必要なアクセサリーも、楽器店に行けば丁寧に教えてくれます。

記憶術、身長が伸びる、美白グッズなどは本当に簡単に出来るのであれば、普通な店に安い価格で置いてあるはずです。

そうだ、韓流ドラマが好きなおばさんは、間に入るシミを落とす化粧品を冷めた目で見ています。ドラマ大好きおばさんは意外に広告に引っかかりません。それより、たまたまそのCMを見た人が引っかかって買ってしまいます。

だから、メディア耐性を高めるには、テレビや雑誌から距離を置くのではなく、完全に娯楽であると意識することです。

私は現在テレビは手放していますが、今は家族のテレビで程々に楽しんでいます。もちろん、過去と比べてテレビに影響される度合いは減っています。


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残念ながら詰め込み教育は必要です 不要と主張する人は天性の才能の成功体験がある人です

「詰め込み教育は不要」と言う主張は今も昔も聞かれます。しかし、現代でも継続して行われています。詰め込む量は減っていますがそれでも児童生徒の頭痛の種にはなっています。 暗記重視の教育は止めて、自由活発な討論などを重視した教育の方が良いという主張もあります。このような主張があるとテレ...