しかし、これを聞いた場合に、「貯金がない人が10%いるのだから、自分も大丈夫」と感じる人もいます。しかし、これって学校の試験で「落第点を取る人が3人位いるから別にいいのでは?」と思うのと同じです。
貯金ができない理由は、今販売されている投資本を読めば最初の方に出てきます。無駄な出費が多いということです。酒代、飲み物、お菓子、高級品などです。
もちろん、それを明日からやめればお金は貯まるのですが苦しいです。なぜかと言うと、どうして使ってしまうかの根本原因を見ていないところにあります。
根本原因とは「他人に定義された幸せ」です。具体的には
- いい年だからそんな遊びやめよう。
- これくらいの収入だから高い車を買わないと。
- ブランド品を身に着けないと恥ずかしい。
- これを買ったら周りからすごいと思われるかな?
- SNSばえする写真を取るためになにかしよう。
これらの行動です。
対策は非常に簡単で、自分または大切な人を直接喜ばせたいものであるかです。
- 自分が好きだからゲームで遊ぶ。
- 友人や恋人と食事に出かける。
- インスタ投稿無しで高級品を楽しむ
- 記念写真は自分のアルバムに保管する
などは、楽しみを他人に定義されていません。もちろん、自分のためにと言って使いすぎることは良くないですが、他人に定義された幸せと比べると出費は少ないです。
別の話ですが、自分へのご褒美とかギャンブル、浪費は月々の予算を積み立てて行って下さい。
「パチンコに行きたいが、無駄予算がない場合はやめる」「ブランド品が欲しいが、無駄予算がない場合はやめる」
などです。
他人から幸せを定義されないと、所有するものは「お手頃価格で機能性が高いもの」になります。クルマがどうしても必要という場合は、中古の軽自動車で十分です。スマホも格安SIMで、最新OSが使える最小限の中古で十分です。
お金を使いすぎている方は、自分の幸せは自分で定義するようにして下さい。