憧れのマイホーム、相続した家をリフォームなどで心機一転スッキリした生活。はい、無理です。一ヶ月後には引っ越しやリフォーム前の生活に戻ります。
おしゃれな環境とは?
おしゃれな環境とはどんな物を想像しますか? 大体は新しいものというと思います。でも、冷静に考えてみてください。築100年のクラシックホテルもおしゃれでは無いでしょうか? こう考えると「新しい=おしゃれ」は間違えがあります。
実験として物をなくす
明らかにおしゃれとは言えない場所、倉庫、店舗などから物をなくすと結構おしゃれになります。 そう、家を含めて多くのものって物を撤去するとおしゃれになるものです。
あと、簡単に出来る実験として、クルマを持っていればできるだけ物を減らしてノーマルに近い状態まで戻してください。 素晴らしくおしゃれになると考えます。
クルマの内装って一流のデザイナーが非常にこだわって行っています。デザイナーという職業の中でも自動車デザインって一部の優れた人しかなれません。だから、ノーマルに戻せば必然的に良いデザインになるのは当たり前のことだと考えます。
私の40年前のキッチン
私が手に入れた中古物件。キッチンは家族のものが溢れていました。その70%の物を撤去するだけで写真に撮って公開できるレベルの状態にできました。
正直古いキッチンですが、物を減らすことで人に見せられる場所に出来ます。ちなみにもともと有ったものは
- 空きペットボトル、パック類
- 10倍の食器類
- 年に一回程度しか使わない調理器具類
- 存在すら忘れていた良くわからないもの
です。空き容器類は処分、10倍の食器類は、9割を倉庫に入れて、1割残す。年一の調理器具は別の部屋の収納。存在すら忘れていたものは処分です。更に、食器棚一つを処分でスッキリです。
私の場合は特にリフォームをしたわけでは無いのですが、物を減らしただけで昭和なキッチンが、現代的なキッチンになったのではと考えます。
住居やクルマはアートだと考える
5万円で買ってきたインテリアアートの価値を高めるために、ペンで落書きしますか? やるわけ無いと絶対に言われます。 でも、住居やクルマには平気でペン入れします。
インテリアアートの価値を高める方法はノーマルを保つことが同意できるのであれば、家やクルマの同じです。 適切な量の家具や物だけを置き、それ以上の物は置かないことです。
住まいなら、カタログの写真に書かれている程度の物が最大限だと考えてください。写真の壁にソファがあれば置けば良いし。 テレビがほしければ写真通りの場所に置けば良いです。
クルマだと、カタログには何も無いと考えるので、車内には物は置かないことです。話ずれますが、コンビニで見たおしゃれな人は買い物を座席ではなく、トランクに入れていました。こだわるということはそういうことだと思います。
おしゃれな空間を演出したい場合にやることは、おしゃれなものを買い物することではありません。できるだけ加筆をしないかを考えることです。