実は私、宝くじは一枚だけ買うのであれば夢があると思っていました。大量に買うのは確率がたいして上がらないので無意味であることは分かっていました。そのため、ゼロ枚より一枚を買うのが最も美味しい買い方とまで思っていました。
ロト7は夢すら無い
数学を得意とする友人に宝くじの夢を話したところ
「一千万分の一って夢すら無い」
と突っ込まれました。たしかに東京都民が1300万人なので、東京都民から一人だけ選抜ってものと同じです。そう、正直絶望的です。 分かりにくければ、自分の都道府県で考えてみてください。
愛知県に現在何人いるかは知らないが、明日に愛知県民の一人に一億円と言われてもあまり期待しません。理由は絶対に当たらないだろ? と思うからです。
そのくらい、ロトくじを含む宝くじには当選する夢がありません。
37C7
読み方は分からないが、そのまま 37シー7と読めば良いと思われます。これって高校の数学の教科書に書いてあることです。
意味としては、37個の中から7個を選ぶ方法です。もっとわかりやすくすると、37人から7人のチームを選抜する組み合わせは何パターンあるかです。そうだ、順番は関係ないので 1,2,3,4,5,6,37と37,1,2,3,4,5,6は同じと考えてください。
これを計算する方法は、37x36x35x34x33x32x31と計算します。この意味は、まず先頭は37人の中から1人を選ぶので、組み合わせは37,次は残り36人から選ぶから組み合わせは36。これを全部かけ合わせた値が順番を気にする組み合わせです。
そして重複する組み合わせを個数を除去するために 7!で割ります。1x2x3x4x5x6x7です。
そうすると以下の数字が計算できます。
10,295,472
これが、ロト7の組み合わせ個数です。この中の一つがあたり番号になります。ざっくり一千万分の1と気の遠くなる確率です。 絶対に当選は無理です。
宝くじ以外のギャンブル
だったら、予想ができそうな競馬や競艇なら夢があるのではと考えそうです。もちろん、自分で勝ち馬を選ぶことが出来るし、馬やボート、自転車、バイクと言った意味のある競争を楽しむことが出来るので宝くじより有意義かもしれません。
しかし、純粋にギャンブルとして見た場合、非常に乱数的要素が大きく、誰も予想は出来ない掛けだといえます。 固いとされるオッズ2(勝てば二倍)も絶対に勝つとは言えないのでギャンブルと言えます。
あと、カジノも含めイカサマをすることのほうがリスクが高いので、ゲームが本当に予測不可能なものになるのを望んでいます。なら、どうして胴元が儲かるのか?
競馬の場合は最初から手数料を胴元が徴収しているし、ルーレットの場合は確実にお客さんが負ける0や00と言った目があります。
そして、宝くじと同様で、負けたら価値がありません。
ボロ株投資というギャンブル
株式投資というと資金や専門知識が必要という印象がありませんか? もちろん、しっかりした投資をするには知識が必要です。 ただ、ボロ株を使ったギャンブルとしての株式投資には資金も知識も不要です。 宝くじや競馬を楽しむ程度の予算で楽しめます。知識も全く不要です。
まず、ボロ株ギャンブルで嬉しいのは、負けにくいところです。そうだ、株は100株単位で売買します。だから、30円の株を買うには3000円が必要です。ロトなら10枚、競馬でも1レースでそのくらいの馬券を買うのでは無いでしょうか?
競馬や宝くじでは締め切られたらほとんどは負けます。一方、株の場合は会社が潰れなければ負けません。瞬時にゼロになることはほとんどありません。
ボロ株は10倍になるかも?
急に会社の業績が良くなったり、有名投資家が買い出すなどをしたらボロ株の価値が10倍に跳ね上がる可能性があります。 それが当たりです。3000円で買った株が30000円になるわけです。 27000円勝ったということです。
ボロ株という数千円で買うことが出来る株を、宝くじやギャンブル感覚で買ってみるのは良いのではと考えます。
宝くじや公営ギャンブルでお金が溶けていく人は、是非、ボロ株取引をやってみてください。
ただ、借金をして取引を行う「レバレッジ取引」は避けてください。自分が投資した以上の負けがありますので。