ミニマリストライフとしてあまり壁面に物は飾りたくありません。ただ、これは絶対に飾っておきたいというアートに巡り合うことは誰でもあると考えます。今回はその時に役立つテクニックです。
壁にフックは付けない
絵画を壁に飾るのだから、壁にフックは当たり前だろ? これは間違えです。実は、フックは壁際の天井に取り付けるのが正解です。
そこから、「自在金具」などと言われるワイヤーや金具を使って絵画や額縁を取り付けるのが正しい方法です。
フックは横からの力に弱い
釘を抜く場合にまっすぐ引き抜くのは難しいです。しかし、軽く左右に振ることでスムーズに抜くことが出来ます。これは抜くときは利点ですが、取り付けという意味では欠点です。
壁につけたフックや釘は額縁の重さで常に下方向に力が加わります。つまり、打ち込んだ方向から見ると横にあたります。この方向に力が加わり続けると穴が広がって抜けやすくなります。
あと、壁って天井と比べると薄いです。この意味でも壁にフックを打ち込むのは避けるべきです。
吊り金具が目立つのが嫌だ
ここまでこだわるのであれば、壁裏を強化してもらってください。また、新築の予定なら、「この絵画をこの壁に飾りたい」と要望を伝えてください。
あとは、壁掛けテレビを外した場所に絵画を取り付けるという方法もあります。
貰い物のアートは処分しよう
買い物したらもらったポスター、インテリアアートなど、どう考えてもついでに貰ったものであれば処分してください。と言うか、受取拒否が出来るのであればそうしてください。
あと、贈り物でアートを頂いた場合は、壁には取り付けずにイーゼルでしばらく部屋に飾ったあとで処分してください。今ならもらった日にイーゼルに取り付けてインスタ投稿した後に処分品リストに加えるのが良いかもです。
好きなアートには手を出さない
芸術を嫌いと思う人は少ないと思います。ただ、好きと言うだけでアートに手を出すのは止めてください。
ミニマリストとして
「大好きと必要に注力して、好きはやめる」
があります。もし、アートが大好きまたは必要であれば自宅に飾っても良いですが、単に好きというだけでアートに手を出すのは止めてください。
家は大好きなアート
仮にアートを買ったとしましょう。そのときにカスタマイズしますか? 色合いを修正したり、足りないと思う部分を加筆したりするでしょうか? 100%しないという回答があると考えます。
でも、購入した家はどうでしょうか? 壁にはどうでも良いアートなどの額縁、散らかり放題の床、なにか寂しいというだけで置いた家具など…
多くの人は家って人生最大の買い物だと考えます。綿密に打ち合わせをし、外装や内装を厳選して選んでいるはずです。 そして、家って絵画と同じで建築家のアートとも言えます。
だから、家も大好きなアートだと考えてみてください。 家具が置かれていない壁、額縁もない壁、これこそ美しいアートです。 何もない壁というアートを楽しむことでどうでも良い額縁を家に飾らないようになると考えます。