ノマドワーク必勝法 - セミナーを受講する前に


ノマドワークという新しい働き方が注目されています。憧れる人も多い一方で漠然としていてよくわからないという人が多いのも事実です。 「分からなければセミナーを受講する」という人もいますが、まずはあなた自身の「ノマドワーク」に対する考え方を整理する必要があります。


こういうキラキラとした機器を揃えればノマドOKというのは嘘


ノマドワークとは?

今までの仕事は、「場所を仕事に合わせる」でした。 場所が中心で、仕事を行うにはそこへ行かなければならないというスタイルです。 会社通勤が主な例です。 一方、ノマドワークはお客さんなどの仕事に合わせて場所を選ぶという方法です。
  • 客先の事務所
  • 客先の近くの喫茶店
など、何処でも働くことができるのが「ノマドワーク」です。

実は新しいものではなく、SOHOからの一連の流れである

90年代にSOHO(スモールオフィス、ホームオフィス)という働き方がブームになりました。ノマドワークもこの働き方に近いです。SOHOの場合は自宅や郊外に小さな事務所を作り仕事を行うスタイルで、ノマドワークはさらに機動力が高いです。

仕事の請け負い方

では、どのようにノマドワーカーは仕事を請け負っているのでしょうか? 実は、この部分に関しては昔から変わりありません。 多くは、フリーランスとして業務を請け負っています。

  • フリーランス(一人親方)として仕事を請け負う
  • 会社を設立して仕事を請け負う
  • 会社に雇用されるが、勤務場所は定められていない
このような流れがあります。

貴方はノマドワークに向いているか?

ノマドワークのスキルとして、喫茶店や客先事務所など多くの外乱が入る場所で仕事をする必要があります。 ノマドワークという仕事にあこがれる前に、まずはコンピュータを使った自分の趣味を一日中出先で集中してできるかを確認してください。 家のほうが集中すると感じた場合は、残念ながらノマドワークには向きません。 SOHOとして自宅で仕事をするか、通常の会社員のように決められた場所で仕事をするのが良いと考えます。

具体的なノマドテスト

学生の場合なら論文作成など、社会人であればブログや文章の執筆を喫茶店などで行ってみてください。 これでストレスなしに行えればノマドワーカーに一歩前進です。

ただ、意外に出先での仕事は大変です。

  • 気が散る、人の目が気になる
  • 誘惑が多い
  • お世辞にも喫茶店のテーブルや椅子は仕事には向いているとは言えない
  • コピー機、FAX、備品、資料やデータなどが手元にない
  • 助けてくれる同僚や後輩はいない
などが理由です。

機材類

ノマドワーク入門の本では必ず最初に書かれている「キラキラした」項目である機材類です。スマホ、タブレット端末、ノートパソコンなどです。 これらがどうして後回しになったのか? 実はあまり重要でないからです。ノウハウという意味より資金力が解決する部分なので後回しにしました。

絶対に必要なもの・ノートPC

スマホ時代といわれていますが、長文入力などを行う場合にはノートPCが必要です。最初に準備するものとして考えてください。 ノマドワークを志すにはまずは、モバイルノートを入手することです。 これで、先ほど書いた「具体的なノマドテスト」に挑んでください。

不幸にもノマドワークに向いていないと分かっても、自宅で普通にパソコンとして使えるので安心です。
ノマドワークで絶対必要な機械といったらモバイルPCとケータイだけです。

スマホやタブレット

正直、無理して手に入れる必要はないと考えます。緊急の連絡は電話またはケータイメールで行ってもらうように依頼しておくのが良いです。 ノートパソコンとケータイで仕事を行い、必要性を感じてから購入するのが良いです。

モバイルルーター

これも、最重要アイテムとしてノマドマニュアルには書かれていますが、まずはいろいろな会社が提供しているWiFiスポットを活用してみてください。 これで不満を感じるのであればモバイルルーターの契約を行ってください。

電源類

スマホやタブレット、ケータイの充電がなくなったらノマドワーカーとして死活問題です。モバイルバッテリーを導入するのが必須です。 また、普段使う喫茶店の電源コンセントの確認を行ってください。

最後に

ノマドワーカーの自己テストで合格すれば、すでにノマドワーカーです。 仕事を受注する条件として勤務場所の制限がなくなるので仕事の受注が多少有利になると考えます。

付録

私が感銘を受けたノマド関連のグッズは書籍を紹介します。



  1. ノマドと社畜:キラキラとしたノマドワークという幻想に警鐘を鳴らしています。
  2. 上記電子書籍版
  3. 少しキラキラとした感じでノマドワークを説明
  4. 私も使っている出先でのモバイルバッテリー

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「詰め込み教育は不要」と言う主張は今も昔も聞かれます。しかし、現代でも継続して行われています。詰め込む量は減っていますがそれでも児童生徒の頭痛の種にはなっています。 暗記重視の教育は止めて、自由活発な討論などを重視した教育の方が良いという主張もあります。このような主張があるとテレ...