http://youtu.be/spL8M_lMMGw
名前とは単に親しみやすさを提供する添え物・・・ ではありません。 名前は商品の価値そのものです。
これに気がついたのは友人が『Google+』がよくわからない? と言っていた時です。 「Google+はSNSでFacebookの競合製品だよ」と説明しても今ひとつです。 話を進めていくと、その友人は 「Google+は検索エンジンのGoogleの追加機能」と感じていました。
そう、友人はGoogleは会社の名前としてではなく検索エンジンの名前として認識していました。 これこそ名前の凄さです。 Google=検索エンジンという認識ではGoogle+がSNSとは感じられないです。
たしかに、私もミスタードーナッツ店内にダスキンと書かれた広告が載っていることが気になっていました。 確かに会社としてはダスキンがミスタードーナッツを所有していますが、世間の認識は分かれていると思います。
・ダスキン:清掃用品レンタルのブランド
・ミスタードーナッツ:軽食、デザートを提供するブランド
です。
フォルクスワーゲンもフェートンという高級車を展開していますが、イマイチです。 その理由として「フォルクスワーゲン」という名前に有ると思います。 フォルクスワーゲンという名前には「高品質な自動車をお求めやすい値段で提供する」という意味があり、高級車や機能が劣ったローコストなクルマには適用出来ないだろうと思われます。
名前は添え物ではなく、商品やサービスを語る強力な言葉です。
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